根津甚八の死因や病名は?俳優引退の経緯や最近の様子が気になる!

 

根津甚八イメージ

出典:cosmonet.org

 

この2016年の年の瀬は国内外の訃報が多いように感じるのは、気のせいでしょうか・・・。

 

今日12月29日、私の好きだった俳優さんがまた1人亡くなりました。

根津甚八(ねづ じんぱち)さん、享年69歳・・・。

 

若い方には馴染みのない名前かも知れませんが、実に印象深いシブい俳優さんでありました。

 

映画にテレビドラマに多方面で活躍し、時代劇でも現代劇でも独特の雰囲気をまとう異色の存在でありました。

たしか歌手としての活動もしていたはずです。

 

個人的には、映画よりもテレビドラマでの印象が強いんですが、着物やマゲ、そしてスーツやジーンズなど、何を着てもさまになる羨ましい男性でした。

 

晩年は俳優活動を引退して、演出や脚本の分野で活躍していたと聞いていますが、2015年の映画「GONIN サーガ」での一度限りの俳優復帰は大いに話題になったものであります。

 

2010年の俳優引退時、トラブルや複数の病に苦しんでいたと言いますが、こんなに早く亡くなるとは・・・。

 

 

根津甚八氏のプロフィール

一応ですが、根津甚八さんのプロフィールについてまとめておきます。

名前: 根津 甚八(ねづ じんぱち)
本名: 根津 透(ねづ とおる)
生年月日: 1947年12月1日 享年69歳
出身地: 山梨県都留市
学歴: 日本大学第三高等学校卒業、獨協大学外国語学部フランス語学科中退
身長: 172㎝
血液型: B型
所属: ユマニテ

 

苗字の「根津」は本名で、「甚八」は当時所属した劇団「状況劇場」主宰の唐十郎氏が命名したとされます。

本名を知らなかった私としては、「甚八」のイメージでしか見ることができないくらい定着しています。

その「状況劇場」には1969年、推定21歳のときに加入しています。

 

代表作と思えるテレビ作品は、1977年NHKドラマ「男たちの旅路」、大河ドラマ1978年「黄金の日日」、1980年「獅子の時代」、1991年「太平記」、1985年日本テレビ刑事ドラマ「誇りの報酬」、1987年日本テレビ「田原坂」、2002年フジテレビ「E.YAZAWA 成りあがり」などでしょうか・・・。

 

映画となると、実は黒澤明監督の晩年作品、1980年「影武者」、1985年「乱」にも出演しているんですね。

 

個人的には1981年の高倉健さんとの共演作品「駅 STATION」、1987年に坂本龍馬を演じた「竜馬を斬った男」なんかが印象に残っています。

 

先述した「GONIN サーガ」はまだ観ていないので、後日拝見しようと思います・・・。

 

 

根津甚八氏の俳優引退の経緯や闘病とは?

根津さんは、2004年に自転車に乗った男性を車ではねるという人身事故を起こしました。

被害男性が亡くなるという痛ましい事故でした。

 

その後、自身も体調を崩し休養・・・。

 

その間、ブログを書いたりしていたようですが、後に夫人が語るところによれば、うつ病を患っていたという事実が発覚しました。

 

さらに持病の椎間板ヘルニアが悪化したため、俳優業に復帰してからも痛みを伴いながらの演技に苦しめられたそうです。

 

そして悪いことは重なるものなのか、右眼下直筋肥大という難病にかかり、度重なる手術の甲斐もなく完治することはなかったと言われています。

 

これらの状況からでしょうか、2010年9月に俳優業を引退し、演出や脚本といった裏方に活躍の場を移したようです。

 

その後、車いすで移動する様子が報じられたりして心配しましたが、昨年2015年の一度限りの俳優復帰で健在ぶりを聞いていたわけです。

 

しかし、ここへ来ての訃報・・・。

 

直接の死因や直近の様子については報じられていません。

分かりましたら追記していきたいと思いますが、今はただ、ご冥福をお祈り申し上げるばかりです。

 

【参考】Yahoo!ニュース Twitter