曜変天目茶碗の鑑定額や相場価格はいくら?世界に4個しかない理由がヤバい!

 

今夜12月20日放送のテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」に、歴代最高の値打ち物が登場するそうな・・・!

 

その名も「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」だそうで、世界に3点しか現存しないとされていたものの4点目だと言います。

 

番組名物と言っても良いくらいの鑑定士、中島誠之助さんが番組史上最大の発見としておったまげたというこの茶碗・・・。

 

いったいいくらの値段が付くんでしょうか!?

 

 

曜変天目茶碗とは?現存数が少ない理由は?

 

「天目茶碗」というのは、鉄釉(てつゆう)をかけて焼かれた陶器製の茶碗のことだそうです。

 

鉄釉というのは、長石と石灰岩、鉄イオンを原料とする釉薬(ゆうやく)のことだとか・・・。

 

この天目茶碗は鎌倉時代に中国から伝わり、当時、浙江の天目山に留学した禅僧が持ち帰ったことが名称の由来だそうです。

 

で、今回話題になっている「曜変天目茶碗」は、これらの最上級品とされていて、世界に3点しか現存しないと言われていました。

 

それらはすべて日本にあり、いずれも国宝として指定されているほどの貴重なものです。

 

 

偶然だろうけど、「天目」って言うくらいだから・・・なんて想像していたら、本当に目のような文様がたくさん浮き出しています。

 

メイプルの木材に見かける「バーズアイ」と呼ばれる節のようです♪

 

ところがこの怪しく輝く紋様が、現存数に関係しているという説があるんですね・・・。

 

 

不吉な前兆とかって話、日本人もけっこう気にしますよね。とくに昭和な私ら世代までは・・・。

 

アメリカ映画に「オーメン」ってのがありますが、あれも「前兆」みたいな意味じゃなかったかな?

('д')ァン?

 

でも、ウィキペディア先生に訊いてみると、別の説もあるような話になっていましたよ。

 

中国では曜変天目は不吉の前兆として忌み嫌われ、すぐに破棄されたために中国に現存せず、わずかに破壊の手を逃れたものが密かに日本に伝来した、とする説も唱えられたが、後述の中国での陶片の出土状況から南宋時代の最上層の人々に曜変天目が使われていたことが示唆されている。

引用元:Wikipedia

 

不吉な物なら上流階級の人たちに珍重されるはずもないわけで、ますます謎が深まりますね。

 

しかも窯元の中国に現存していないものが、なぜか日本にだけ3点、いや今回の発見で4点って、なんか妙な話ではあります。

 

 

曜変天目茶碗の相場の値段はいくら?はたして鑑定額は?

さて気になる鑑定額なんですが・・・。

 

番組の電光掲示板が何桁だったか思い出せませんが、はみ出しちゃって、

「鑑定不能!!」

なんてな事態になったら面白いですな。

 

相場の値段はどれくらいなんだろう? なんて考えてもみましたが、そもそもほかに3点しか存在しないものに相場もクソもないって話でございます。

ヽ( ̄▽ ̄;)ノ

 

で、ちょっと聞いた話なんですが、すでに国宝とされている既存の曜変天目茶碗については、強いて値段をつけるとすれば、20億円は下らないとされているそうな・・・!!

 

だとすれば・・・

 

番組に登場する茶碗の状態にもよるだろうけど、ン十億円という鑑定結果が出たって不思議はないわけであります。

 

でも、もし国宝級となった場合、それをお金に換えることはできるんでしょうか?

 

どこかの博物館に貸し出すとかしたら、月々おいくら万円の収入になるなんてシステムもあるんでしょうか?

 

今回の茶碗は依頼主の曽祖父が買ったものだそうですが、依頼主はどう動くんでしょうねぇ~・・・♪

 

売れるとなれば私だったら速攻で売っちゃいますけど!

ヾ(≧∀≦*)ノ

 

【追記・・・2016/12/21】

注目の鑑定額は・・・2,500万円でしたぁ~♪

ちょっとびみょお~・・・。

 

それでは依頼品を見てみよう!

 

 

国宝級の大発見と言えども、これまでの経緯が大事なんですね。

誰が使ってきた茶碗なのかが明らかになって初めて価値が生まれるという・・・。

 

お宝の世界は難しいですね。

 

【参考】Yahoo!ニュース Twitter