BBCソーシャルニュースの面白い(?)記事を読みました。
「@nemuismywife」さんという日本人のTwitterアカウント主が、何度も蚊に刺されたことに腹を立て、「しね」とツイートしたら凍結されたって言うんですね。
BBCってことで英語版の記事にもなっており、広く話題になっているそうな・・・。
この原因は、Twitter社が独自に取り入れたアルゴリズムによるものだそうですが、なんだか最近、あれこれ迷走していませんかね?
アルゴリズムとは何?
ここで言う「アルゴリズム(algorithm)」ってのは、コンピューターのプログラミングを作成する際の基礎となるものです。
ある問題に対して、その解決方法や手順を数学的に計算する、その算法のことです。
これをコンピューターで処理するための具体的な手順を示したものがプログラミングというわけです。
「FORTUNE(フォーチュン)」誌によればTwitter社は、ツイート内容から表現や単語を自動で拾い出すシステムを実装しており、脅迫等の問題行動を示したアカウントを判断するアルゴリズムが働いていると言います。
今回の凍結事例もこのアルゴリズムによる自動的な措置なのではないか?って言われているんですね。
「@nemuismywife」さんは新しいアカウントを立ち上げて、次のようなツイートをし、すでに3万2000回以上リツイートされ、2万8000回以上「いいね」が押されています。
蚊を殺害したら前のアカウントが永久凍結されました、これは違反行為でしょうか?
Twitterは徳川綱吉ですか? pic.twitter.com/bNh4pI8pTb— Sice (@DaydreamMatcha) 2017年8月26日
「Twitterは徳川綱吉ですか?」
これには笑っちゃいました♪
英語版の記事でどう扱っているのか見てみたい!!
まぁ、違反ではないんだろうけど、Twitterのアルゴリズムに触れちゃった結果なんでしょうかね。
きわどい言葉は使わないのが無難・・・ってことかな?
Twitter社はどうしちゃったのかな?
昨今ではLINEを始めとする無料ツールが、人間関係に悪質なヒズミ、しがらみを生じさせることが社会問題化していますよね。
Twitter社もこの状況を重く見て、様々な新しい施策を生み出していると言われています。
それはそれで素晴らしい取り組みだと思うんですけど、今回のように「おや?」って思われるような事態も引き起こしちゃってるんですね。
「あなたのアカウントは、脅迫を含む内容を投稿したために凍結されています。」
というメッセージが表示されていましたが、単語で判断するためか、前後の文脈、状況までは感知してくれないでしょうね。
ま、我々ユーザーが紛らわしい言葉、誤解されるような言葉を使わないようにすれば良いんだろうけど・・・。
でも、今回の件を受けて、Twitter社の対応は、
「ソーシャルメディアで広く馬鹿にされている。」
って書かれていましたね。
今後、どんな対応をしてくれるのか、ちょっと気にしていようと思います。
Twitter社と言えば、つい最近もヤバい問題が起きていましたよね。
そうそう、これ・・・テロまがいの凍結に追い込むという行為です。
Twitter社は、これも既に把握しており、
「絵師をはじめとするさまざまな表現者が安心して利用できるサービスを目指す」
としています。
これまたどのような対策を打ち出してくれるのか・・・。
今後の動向に注目していきたいと思います。