数年ごとに新しい製品を次々と開発し、発売しているApple。2022年10月26日には、新型iPad(第10世代)とiPad Pro(第6世代)が発売されました。
今回は新型のiPadが前世代とどのように変化しているのか、それぞれの価格や特徴、スペックについてまとめていきたいと思います。
新型iPad(第10世代)の製品情報
容量と価格
- Wi-Fiモデル(64GB):68,800円(税込)
- Wi-Fiモデル(256GB):92,800円(税込)
- Cellularモデル(64GB):92,800円(税込)
- Wi-Fi+Cellularモデル(256GB):116,800円(税込)
特徴
- ディスプレイ:10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ
- チップ:A14 Bionicチップ
- カメラ:12MP広角カメラ
- 充電コネクタ:USB-Cコネクタ
- 通信方式:Wi-Fi6、Cellularモデル5G対応
- セキュリティ認証:Touch ID
- 最大ストレージ:256GB
- 周辺機器:Apple Pencil(第1世代)のみ対応、Magic Keyboard Folioに対応
新型iPad(第10世代)のスペック詳細
ボディ
第10世代からボディが一新されており、iPad airと形状がほぼ同じになっています。ディスプレイも10.9インチと前世代より大きくなっています。
チップ
チップはA14 Bionicチップになっており、iPad Air(第4世代)やiPhone12にも搭載されている優秀なチップが10世代でも使用されています。第9世代はA13Bionicチップであったため、性能面は大幅に改善されています。最新型と比較すると性能はやや劣りますが、ネットサーフィンや動画視聴などは問題なく動作できます。
充電コネクタ
無印iPadは、これまで充電コネクタがiPhone同様のLightningコネクタのままでしたが、10世代からはUSBタイプCへ変更となりました。USBがタイプCへ変更になったことで、充電速度が大幅に改善されました。このことは多くのユーザーにとって嬉しい変更点となったことでしょう。
なお、Apple Pencilは第1世代のみ対応となっています。第10世代のタイプCコネクタに直接差し込んでの充電はできません。
セキュリティ
セキュリティに関してはTouch IDとなっており、iPad Air(第4世代)同様に側面の電源ボタンにTouch IDセンサーが搭載されています。iPad ProはFace IDのみとなっているため、暗い場所や寝ながら使用した場合に反応しないことがあります。
ストレージ
ストレージについては、これまでと同様に64GBと256GBの 2種類のみとなっています。
iPad Pro(第6世代)の製品情報
容量と価格
- Wi-Fiモデル(128GB):172,800円(税込)
- Wi-Fiモデル(256GB):188,800円(税込)
- Wi-Fiモデル(512GB):220,800円(税込)
- Wi-Fiモデル(1TB):284,800円(税込)
- Wi-Fiモデル(2TB):348,800円(税込)
- Wi-Fi+Cellularモデル(128GB):196,800円(税込)
- Wi-Fi+Cellularモデル(256GB):212,800円(税込)
- Wi-Fi+Cellularモデル(512GB):244,800円(税込)
- Wi-Fi+Cellularモデル(1TB):308,800円(税込)
- Wi-Fi+Cellularモデル(2TB):372,800円(税込)
特徴
- ディスプレイ:12.9インチ
- チップ:M2チップ
- カメラ:12MP広角カメラと10MP超広角カメラ
- TrueDepthカメラシステム(超広角カメラ搭載)
- 充電コネクタ:Thunderbolt/USB 4対応のUSB-Cコネクタ
- 通信方式:Wi-Fi6 Cellularモデル5G対応
- セキュリティ:Face ID
- 最大ストレージ:2TB
- 周辺機器:Apple Pencil(第 2世代)に対応、Magic KeyboardとSmart Keybord Folioに対応
iPad Pro(第6世代)のスペック詳細
チップ
第6世代は、第5世代iPadminiと比較して大きな変更はありませんでした。しかし、チップがM2チップへ変更となったため、性能面として大幅に上昇しています。M 2チップはMacBook Proなどのパソコンに搭載されているApple最新のチップとなっています。
高度な動画編集やイラストなどのクリエイター向けの仕様になっています。そのため動画視聴したり少しゲームをしたりと高度な技術を使用しないコンテンツを利用する方には少々オーバースペックとなってしまいます。
ストレージ
ストレージについては、前モデル同様128GBから2TBまでCellularモデルと合計10種類あるため、用途に合わせて購入が可能になります。
その他
Apple Pencilは対応可能となり、本体のキャップを外してLightningコネクタと接続することでペアリングや充電することができます。
まとめ
新型iPad(第10世代)で特筆すべきは、次の通りです。
- 搭載されているチップがA14 Bionicチップになったことで性能面が改善されている。
- USBがタイプCへ変更になったことで充電速度が大幅に改善されている。
- Wi-Fi+Celliarモデルは通信方式が5G対応になっている。
- が搭載されている。
ネットサーフィンや動画視聴を主にする方や、環境関係なくTouch IDセンサーで確実に画面を開きたいという方におすすめです。
iPadPro(第6世代)で特筆すべきは、次の通りです。
- チップがM2チップへ変更となったため性能面として大幅に上昇している。
- ストレージが128GBから2TBまでと選択肢が幅広い。
- Face IDが搭載されている。
日頃から高度な動画編集やペンを使用したメモやイラストをする方、手が塞がっていてもさくっと画面を開きたいという方におすすめです。