講談社主催の女性アイドルオーディション「ミスiD 2018」のセミファイナリスト132組に選ばれたという3DCG美少女『Saya』。
昨2016年後半からにわかに話題になってはいましたが、まさかこれほどの進化を遂げているとは驚きました!
かつては「不気味の谷」を越えられるか否かが鍵とされていたけど、今やどれだけ実写に近づけるか?っていうくらいのレベルです。
その作者が、「TEL YUKA」こと石川晃之&友香ご夫妻さんなんですね♪
公開されたSayaの自己紹介ムービーをチェック
それでは、さっそくですが、女性アイドルオーディション「ミスiD 2018」に向けて公開されたSayaの自己紹介ムービーをチェックしてみましょう♪
これがCGですってよ!
なんだかもう本当にそこにいる女の子を撮影したかのようなリアリティーであります。
「不気味の谷」なんか思いっきり飛び越えちゃってますよね♪
言ってみれば、とびっきりの美少女という感じではなく、意外に身近にいそうな親しみやすい風貌ですね。
勝手にイメージすると、女優の新垣結衣さんをベースに、AKB48の柏木由紀さんの要素をミックスしたような・・・。
そして目線を下げた表情は、どことなく横山由依さんにも似ているような・・・。
(´-_-`).。oO ン~・・・
試しに、3人の顔を合成してみることにしましたよ♪
ベースはこれ、新垣さん。
柏木さんはこれ。
横山さんはこれ。
ちょうど良いアングルがなかったんで、左右反転して使います。
で、新垣さん+柏木さんヴァージョンがこちら・・・。
新垣さん+横山さんヴァージョンがこちら・・・。
で、新垣さん+柏木さん+横山さんヴァージョンがこちら・・・。
あれれ・・・なんだか、普通に美人なんだけど・・・。
どれもほぼ新垣さんで、思ったような笑いが起きませんでしたな^^;
ちなみに、「不気味の谷」ってのは、日本ロボット工学のパイオニア森政弘博士が、東京工業大学の教授を務めていた1970年に命名した“現象”のことです。
バーチャルリアリティーで再現された“もの”に対して、人の受ける印象はその忠実度と深い関係があるとして、その印象の推移をおおよそ次のように説明しています。
実物との忠実度が全くないものに人は印象を受けない。
これが徐々に忠実度が上がっていくと、それにつれて人間は好印象を抱く。
しかし「ほぼ忠実一歩手前」まで忠実度が上昇すると、人間はとたんに嫌悪感を抱くようになる。
さらに忠実度が上がり、実物と見分けがつかないほどになると、人は一転して好印象を抱く。
引用元:http://dic.nicovideo.jp 一部編集
昨年話題になった当時のSayaはこんな感じでした。
かなりの完成度だとは思いますが、今回の動画と比べちゃうと、まだ「不気味の谷」を越えたばかり・・・ってな印象になりますね。
もっとも、いずれにしてもスゴいとしか言い様がないわけでありますが・・・!
TEL YUKAこと石川晃之&友香夫妻の経歴は?
Sayaを生み出したのは、「TEL YUKA(テルユカ)」というユニット名で活動する、石川晃之&友香夫妻です。
2011年頃からのコンビで、フリーランスのクリエイターとして活躍しています。
役割分担としては、旦那さんの晃之さんが技術面、システム面を、奥様の友香さんがディレクション&アート面を主に担当しているようです。
晃之さんは幼少の頃から絵を描くのが好きで、美術やゲーム方面への興味が強かったみたいです。
でも、進学先は普通の大学の経済学部・・・。
就職先も一般企業だったそうです。
CG関連の仕事を始めたきっかけは、友人から「一緒にCG始めない?」と声をかけてもらったことなんですって。
その友人さんも見る目があったってことでしょうかね。
友香さんは、高校時代からCG制作に興味を持っていたものの、当時は専門学校も少なく、ご自身にも知識がなく、ご両親を説得できずに普通の大学に進学しています。
大学に進んでもCG制作を諦めきれなかった友香さんは、アルバイトをしながら独学でCGを学んだんだそうです!
前職はCADを学び、建築関係でパース(建物の外観や内装を立体図にすること)を担当していたそうです。
その後、ゲーム開発関連の会社でグラフィッカーとして働いています。
そして2人の出会いは、友香さんが晃之さんの会社に入社したことだそうで、友香さんは晃之さんの笑顔に一目惚れしちゃったんですと♪
ユニット「TEL YUKA」が誕生したのは、ご結婚されてからのようですね。
特筆すべきは、お2人共に専門的な学校を出ているわけじゃないってこと・・・。
学校に通えばかかるであろう数百万円を、パソコンや必要なソフトの購入にあて、あとは自力で情報をかき集めて学んだそうです。
「2人には“雑草魂”が根底にある」
そう言うご夫婦は、これからも精力的に未来を切り開いてくれそうです♪