工場で起こりがちな事故体験ができる装置の動画が、東京大学教授の稲見昌彦氏のツイートで拡散され、ネット上で話題になっています。
アジアクリエイト株式会社が製作したもので、工場機械の危険性を身をもって体験することで、広く注意喚起を促そうとするものみたい・・・。
これを体験したときのツイートが反響を呼んでいるですけど、動画を観ただけで、
「怖い!」
「ゾッとする!」
といった声が上がっています。
学生時代に工場でアルバイトした経験のある私も、今更ながらちょっと気になったのでチェックしてみることにしました♪
「回転体巻き込まれ体感装置」には種類がいっぱい!
MEIDEN(明電舎)が行っている『出張安全体感教育』ってのがあります。
半日(約3時間)で約9種類の体感教育が受けられるというもので、全国に出張して危機管理の大切さを訴えているようです。
ここで実際に体験したらしい稲見昌彦氏のツイートがこちらです。
本当に逃げられない pic.twitter.com/L2o5OI3Uaj
— 稲見昌彦 Masahiko Inami (@drinami) 2017年8月20日
これ、どうやら『アジアクリエイト株式会社』というところが製作したもののようで、YouTubeにも詳しい動画がアップされていました。
女性の方がちょっぴり笑顔で紹介しているんですけど、内容はかなり想像力をかき立てられる“寒ぅ~い”ものでありました・・・。
割り箸が一瞬で折れて・・・いや、粉砕されております!
稲見教授の動画でも「逃げられない!」と言っていますが、これが巻き込まれ事故の実態だったんですね!
実はこの体感装置には種類がいっぱいあります。
アジアクリエイト株式会社のホームページには、多くのラインナップが紹介されているんですが、取り急ぎ、ほかの動画をご紹介しようと思いますよ。
学生時代に似たような機材を扱ったことがあるんですが、なぁ~んにも気にしたことがなかっただけに、かえってゾッとします・・・。
ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ
アジアクリエイト株式会社ってどんな会社?
「回転体巻き込まれ体感装置」を製作したアジアクリエイト株式会社は、平成元(1988)年に設立されています。
1994年には資本金を1,000万円、2006年には1,500万円に増資しています。
本社は愛知県豊川市で、佐藤邦男さんという方が代表取締役を務めています。
ホームページによると、従業員は2017年1月現在で29名。
もともとは、専用機器やプラント装置の設計製作と施工管理をしていた会社だけど、労働災害を減らすための取り組みとして、安全体感装置の開発や教育研修事業への展開を図っているそうです。
会社の基本方針は、
「Always One Step Ahead ~昨日と違う明日の創造」!
常に新しい分野へ目を向ける意欲的な会社・・・ってイメージですね♪
「安全体感装置」に着手し始めたのは12年前、2005年のことだそうです。
それ以来好評だそうで、出荷数は年々増加。
2015年にはシリーズ累計500台も出荷しているそうです。
これだけ需要があるってことは、作業中の事故防止がそれだけ課題になっているってことなんでしょう。
どんな機械でどんな風に事故が発生するのか、身をもって確認するのは良い方法ですよね。
知っているのとそうでないのでは、用心する心構えに大きな違いがありますもん。
機械って便利だけど、そのパワーは人の力じゃどうにもならないですからね。
最近、ちょっとDIYする必要があって電動ドライバーを買ったんですよ。
これが想像以上のパワーで、ネジの締め終わりなんか手首ごとヒネられそうになりますからね。
工場機械なんか比べ物にならないパワーでしょうから、使う側が用心するしかないですわ。
工場で働く皆さん、どうか今日も安全に頑張ってくださいませ♪