英語の音声変化とは?サマーレイン先生が聞き流しを否定する理由!

「音声変化」ってご存知ですか?

これ、主にフランス語で「リエゾン」と呼ばれるものなんですが、英会話を学習する上でも、ヒアリングや発音をよりネイティブに近づけるための重要な要素なんです。

いったいどういうことなのか、サマー・レイン先生が提唱する英会話の学習方法『プライムイングリッシュ』をもとに、説明してみたいと思います。

どうやら、サマー先生が聞き流すだけの英会話学習を否定する理由の一端が、ここにあるようなんですが・・・。

聞き流すだけでは英語は話せるようにならない?

おそらく今、日本で一番知られている英会話教材と言えば、ゴルフの石川遼プロでお馴染みの “あれ” でしょう。

「聞き流すだけで英会話をマスターできる」というキャッチコピーで有名です。

私の地元では、カーラジオを聞いていると頻繁にCMが流れるので印象的です。

聞きかじった話では、教材のCDには英語と日本語が交互に収録されているから、ただ聞き流しているだけで自然と頭に入ってくるんだそうな・・・。

事実なら、これはこれで素晴らしい英会話学習法だと思うんですが、サマー・レイン先生はこれをキッパリと否定しているんです。

断言しますが、聞き流しで英語が話せるようになることはありません。

それどころか、聞き流しでは聴く力であるリスニング力もさほど上がらないでしょう。

その理由については、以下のように指摘されています。

1.意識していない情報は存在していないのと同じ

2.意識して聞かないと脳は勝手に音を変換して解釈してしまう

3.知っている言葉と話せる言葉は違う

個人的には、これらサマー先生の指摘には共感できる部分が多いです。

先述の某有名教材のCMでは、

「赤ちゃんだって耳から入った日本語を自然に覚えるんだから・・・」

といった根拠をさかんにアピールしています。

でも私達は赤ちゃんじゃないし、英語に関する偏った情報をすでに学校教育で植え付けられています。

完全にゼロから覚えるのとは違うわけです。

なので、いちいち余計なことを色々と考えてしまうクセがあるし、聞き流すだけでそう簡単に頭に入ってくるものなのか、けっこう疑問に思います。

また仮に、ただ聞き流すことで英語を知ったとしても、いざ会話をするとなったら勝手が違うはずです。

その言葉の意味やニュアンスといった微妙なポイントは、しっかり意識して習得しなければ身につきません。

その辺りを理解していなければ、ネイティブの人との会話はトンチンカンになるだろうし、場合によっては赤っ恥をかくことにもなりそうな気がします。

つまり、聞き流すだけの学習方法には限界があるし、我々が手に入れるべき英語力の何たるかを考えると、かなりのズレがあるように思うんですね。

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知らなきゃ危ない!英語表現の微妙なニュアンス

サマー先生が監修を務めた英会話教材『プライムイングリッシュ』が重要視していることの1つが、会話に用いる言葉のニュアンスです。

サマー先生がテレビ番組『世界一受けたい授業』に出演された際にも、知らなければ大誤解を招く英語のニュアンスについて解説していました。

その中で特に印象的だった例をご紹介しましょう。

これは、男性が交際相手の彼女にプレゼントを渡した時のやり取りです。

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”woman.jpg” name=”彼女”]Thank you![/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”Jiro3_R.jpg” name=”Jiro”]You are welcome.[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”woman.jpg” name=”彼女”]!・・・・・・[/speech_bubble]

実はこんなシーンでの「You are welcome.」という受け答えには、

「俺からプレゼントをもらったんだから、礼を言うのは当然さ」

みたいなニュアンスが含まれていて、相手から見たら、ちょ~上から目線の受け答えなんだそうですよ!

なので、彼女からすれば、

[speech_bubble type=”std” subtype=”L2″ icon=”woman.jpg” name=”彼女”]はぁ~!? 何を勘違いしてんだコイツ![/speech_bubble]

なんて思われる恐れがあるんだそうな・・・。

学校じゃ、こんな微妙なニュアンスを教えてくれることはなかったし、もうどこかで使っちゃってる気もします。

知らないってコワいことなんですね・・・。

>>> プライムイングリッシュの詳細へ

英会話力を向上させる鍵!音声変化(リエゾン)のルール

『プライムイングリッシュ』に重視しているもう1つのポイント、それが「音声変化(リエゾン)のルール」です。

「音声変化(リエゾン)のルール」とは、

  • 単語の音の連結(同化や脱落)
  • 発音の変化

といった、ネイティブによる英語やフランス語等に見られる “発音する際のルール” のことです。

読み書きするのと会話することの大きな違いはここにあります。

英会話力(ヒアリング&発音)を飛躍的にアップさせる秘訣は “音声変化(リエゾン)のルール”を理解することだと言っても良いかも知れません。

例えば、「Next day」という言葉を日本人が読むと「ネクストデイ」ですが、ネイティブが発音すると「ネクスデイ」と聞こえます。

「Get it」だったら、日本人は「ゲットイット」、ネイティブなら「ゲレッ」です。

「What can I do for you?(どうかなさいましたか?)ともなると、「ワッキャナイ ドゥフォユ?」です。

文字で表した場合と、実際に発音した場合、くらべてみると随分と違和感があるものですよね。

私は、昔の日本人が「What time is it now?」「掘った芋いじるな」と表現したなんて話を思い出しました。

日本語しか使わない日本成人のヒアリング脳は、英語圏のそれとは仕組みが異なっているそうですから、こんな風に日本語風に置き換えるのが近道だったんでしょうね。

まあ、付け焼き刃の英語だったらこれでも良いのかも知れませんが・・・。

でも、もし、「掘った芋」が「What time」、「いじるな」が「is it now?」に該当するってことを知っていれば、格段に理解が深まるだろうと思うんです。

『プライムイングリッシュ』は、日本人のそんな特徴を考慮した英会話教材だと言えそうです。

この辺の発想は、日本の文化の中で学び、日本語もペラペラの、サマー先生ならではのアイデアだと思います。

英会話の習得は今からでも遅くはありません。

チャレンジしてみたいと思い立ったが吉日♪ 『プライムイングリッシュ』を試してみてはいかがでしょうか。

プライムイングリッシュ公式サイトへ

『プライムイングリッシュ』やサマー・レイン先生について、もっと詳しくお知りになりたい方は、下記がお役に立てると思います。

デイリーねっと366

今日は、メディアでも噂のサマー・レイン先生が監修した次世代英会話教材『プライムイングリッシュ』が、“いかに素晴らしい内容…

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