最近、Twitter買収で大きな話題となっているアメリカの実業家・イーロンマスク氏。
かの有名な電気自動車企業「テスラ」や、宇宙開発企業「スペースX」のCEOとして知られていますが、一体どんな人物なのでしょうか?
今回は、21世紀最高の起業家と称されるイーロンマスク氏のプロフィールと、これまでの偉業をまとめましたのでご紹介します!
イーロンマスクとは?どんな人物?
イーロンマスク氏とは、南アフリカ共和国出身の実業家です。電気自動車企業「テスラ」のほか、宇宙開発企業「スペースX」、電子決済企業「PayPal」といった数々の企業・サービスの創業や経営に携わっています。
推定総資産は2,190億ドル(約27兆円)で、2022年の世界長者番付第1位の富豪としても知られています。
イーロンマスクのプロフィール
- 氏名:Elon Reeve Musk(イーロン・リーヴ・マスク)
- 生年月日:1971年6月28日
- 年齢:51歳(2022年12月2日時点)
- 出身:南アフリカ共和国・トランスヴァール州(現・ハウテン州)プレトリア
- 住居:アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス
- 国籍:アメリカ合衆国、カナダ、南アフリカ共和国
- 職業:実業家、エンジニア、投資家
- 肩書き:スペースX創設者・CEO、テスラ共同創設者・CEOなど
イーロンマスク氏の経歴
- 1971年:南アフリカ共和国で生まれる
- 1981年:プログラミングを習得
- 1982年:ソフトウェア「Blaster」を販売
- 1989年:プレストリア大学入学
- 1990年:クイーンズ大学入学
- 1992年:ペンシルベニア大学入学(経済学・物理学の学士を取得)
- 1995年:スタンフォード大学大学院へ進学(2日で退学)、Zip2共同設立
- 1999年:X.com共同設立
- 2000年:X.comがConfinityと合併
- 2001年:X.comがPayPalに改名
- 2002年:SpaceX設立
- 2004年:テスラ・モーターズ会長就任
- 2006年:ソーラーシティ設立
- 2009年:テスラ・モーターズ第4代CEO就任
- 2015年:OpenAI設立
- 2016年:ボーリング・カンパニー設立、ニューラリンク設立
- 2021年:Tesla Bot発表
- 2022年:Twitter買収
イーロンマスクがこれまでに達成した7つの偉業
①ソフトウェア「Blaster」を開発して販売
1982年、12歳の時にビデオゲーム「ブラスター」を開発し、PCゲーム雑誌に500ドルで売却するという人生初のビジネスを行いました。
②Zip2を創業し、新聞社と契約
1995年、弟のキンバル・マスク氏らと人生初の起業となる「Zip2」を設立。インターネット版イエローページを開発し、ニューヨーク・タイムズなどの新聞社と契約を結び成功を収めました。
③X.comを創業、現在のPayPalになる
1999年、オンライン金融サービス「X.com」を共同設立し、2000年にオンライン銀行「Confinity」と合併。後に「PayPal」へと社名変更し、世界的に有名なオンライン決済サービス企業に成長しました。
④スペースXを創業し、民間企業初の偉業を達成
2001年、宇宙開発起業「SpaceX」を設立し、NASAとの提携を実現。2012年にISSへの物資輸送、2020年に有人宇宙船の打ち上げ・ISSへのドッキング成功など、民間企業で初となる偉業を次々に達成しました。
⑤テスラのCEOに就任
2004年、650万ドル(約6億5000万円)の出資で大株主となり、テスラの会長を経てCEOに就任しました。2008年には、リチウムイオン電池を使用した初の量産型電気自動車「ロードスター」を製造・販売を実現。
2021年には、量販セダン「モデル3」が電気自動車で初の世界販売台数100万台を達成しました。また、2019年時点でイーロンマスク氏は在職期間が世界最長の自動車メーカーCEOでもあります。
⑥NFT作品がオークションで100万ドルを突破
2021年、イーロンマスク氏がオークションに出品したNFTアート作品の入札額が100万ドル(約1億円)を突破しました。「ハウスミュージックに合わせて回転するゴールドのトロフィー」という作品で、NFT市場でも世界的に高い注目を集めました。
⑦Twitterを440億ドルで買収
2022年、440億ドル(約6兆4000億円)でTwitterを買収しました。買収後は大規模なレイオフ(人員整理)を行っており、今後の動向に注目が集まっています。
最後に
「世界に重大なインパクトをもたらすという思いが仕事のモチベーション」と語るイーロンマスク氏。天才起業家は、これからも世界を驚かせてくれることでしょう!