私の思い違いでなければ、近頃のNHKって、やけにさばけていますよね?
母に言わせると「民法みたいで軽くなったねぇ」ってことになるようですが、私個人から言うと、ようやく受信料を払ってもイイかなって雰囲気になったのであります。
いや、もちろん、ずっと払っているけどね♪
そんなNHKの変わり様を実感できるのが、ちょとバカバカしい(失礼!)企画が実現する点にあります。
今回注目する「空想大河ドラマ 小田信夫」も、そんな企画の1つじゃないでしょうか・・・?
何と言うか、NHKのテイストを残しつつもテレビ東京化しているというか、思い切りが良くなったと言うか、視聴者のニーズがわかってきたと言うか・・・。
企画制作スタッフの若返りでも影響しているのか、お笑いのテイストが全般的に増しているような気がします。
そう言えば大人気で終了した大河ドラマ「真田丸」のパロディー(『ダメだ十勇士』)も、NHK自身がやっていたようですしね♪
シャレがわかるようになったのかな・・・?
「空想大河ドラマ 小田信夫」第1話の感想や評判は?
さて、今回ご紹介する「空想大河ドラマ 小田信夫」・・・。
2017年2月4日土曜日の午後11時35分から、わずか15分しか放送されない作品であります。
しかも、予定されている放送回数は4回・・・。
主演するのはお笑いトリオのネプチューンで、今これを制作する意図がまるでわからないという妙な企画であります。
でも、こんな妙な企画が通った裏には、企画に乗り出した人物の実力があったようです。
劇作家の前田司郎さん!
演劇で「岸田戯曲賞」、小説で「三島賞」、テレビドラマで「向田邦子賞」と、続々と受賞歴を築いている精鋭であります。
この方の思惑がまんまと採用され、「空想大河ドラマ」なるコント時代劇が誕生するに至りました♪
企画を知った私は、三谷幸喜さんの「清州会議」の二番煎じか? なんて思ったんですが、そうじゃなくて、のっけから丸で違うオリジナルの”ゆる~い”おバカストーリーでありました。
いくら戦国時代と言っても、戦のない時期だってあっただろう・・・?
そんな発想も面白いんですが、前田氏いわく、
「実は深いんです。反戦の意味も込められている」
だそうであります!
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主演のネプチューンの面々は、会見で意気込みを語っておりました。
俳優としてのキャリアも豊富になってきた原田泰造さんですが、それについて城主を演じるホリケンさんは、
「泰造がドラマモードだったから、こっちも緊張しちゃって・・・」
そして、リーダーの名倉さんは、
「俳優モードでカッコつけてたのが腹立った!」
などと語っていたそうな・・・。
ただ、ホリケンさんってば、セットにボールペンで自分のセリフを書き込んだりしていたそうで、集まった記者を騒然とさせていたと言います。
そんな中で始まったコントドラマではありますが、ネット上から第1話の感想や評価を調べてみると、けっこう高評価なんですね♪
お笑いとしての好き嫌いはあるにせよ(とくにホリケンさん・・・)、壮大なコントとしてご覧になっている方が多いみたい・・・。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”A さん”]意外とちゃんと(?)大河風なのね…。
しかも次回予告もそれっぽい。
いや、私はわりと好みだったかも。
でも万人受けはしないわなきっと。
で、相変わらず原田泰造とホリケンは芝居慣れしとる。
(ホリケンに威厳はゼロだが。)[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”B さん”]物凄くお金をかけた笑う犬コントを見てるみたいだった。
空想大河ドラマだからなんでもありで面白い。
小田のうつけのショボさには笑った。
お三方の息もピッタリ。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”C さん”]バカバカしくて面白かった!
15分4回じゃもったいないかも。
正直芸人としてのホリケンは好きじゃないんだけど、信夫役は小物感ぴったりで良かっ[/speech_bubble]た [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”D さん”]ばかばかしオモロくて笑わせてもらった。脚本家さんナイス。
ネプチューンにおけるメンバーの役割も反映させていて、ホリケンはバカ殿、原田さんは食いつきかボケをかまし、名倉さんは常識的にツッコむのも楽しい。
ホリケンけっこう芝居できるんですね。
どんなふうに終わるのかも楽しみ。
よければ、続編希望(気が早い 笑) [/speech_bubble]引用元:ch-review.net
なるほどぉ~♪ 「笑う犬」系の流れとして観ると、久しぶりにコントを観ているようで懐かしい感じもしますよね!
また、ツイッター上からも次のような意外に(?)高い評価が散見されます♪
#小田信夫 面白かった。本物のセットや衣装で行う豪華コントって印象じゃなくて、ちゃんと役として演じられてて時代劇らしくもなってる。このバランス好きだな?。
— さつき(ドラマ感想) (@satsuki_h_0129) 2017年2月4日
@ashima_3chi 感想が…上手く伝えられず…でもあの空気感はドラマを見て感じる良さがあるのです!!爆笑っていうよりふふっとなる…だって桶狭間の戦いを近くで見てるだけで帰ってきて酒宴開いてるとか…とにょ…
— あしま@大河ネプ小田信夫 (@ashima_3chi) 2017年2月4日
コントの延長として考えると、15分という尺は丁度良いのかもしれないですね♪
コメディーとかギャグって、ダラダラと長尺で見せられてもシラケルものですもんね。
「空想大河ドラマ 小田信夫」の再放送は?見逃し回の視聴方法は?
「空想大河ドラマ 小田信夫」の放送回数はわずか4回・・・。
しかも一話の尺が15分ということもあって、ファンからは物足りないとの声も多いようです。
でも、それだけに見逃した場合の再放送や、それ以外の視聴方法が気になるところであります。
そこで、リアルタイムの放送を見逃した場合、今一度のチャンスを得る方法をご紹介しようと思います。
調べてみたら、どうやらNHKオンデマンドで視聴する方法と、U-NEXTで視聴する方法があるようです♪
システムがよく分からなかったんですが、
前者のNHKオンデマンドは登録自体は無料でできるものの、観たい番組は個別に購入する必要があるようです。
後者のU-NEXTは、契約すると31日間無料で視聴でき、必要がなければ解約しちゃえば良さそうですね。
NHKの番組しか興味がないならNHKオンデマンドでもイイと思うんですが、せっかくだからもっと幅広いジャンルのコンテンツを楽しみたい!という方には後者がおすすめです。
U-NEXTには、ドラマだけでなく、12万本以上という幅広いジャンルのコンテンツが網羅されていて、継続すれば、映画やドラマの専門チャンネルくらい、いや、それ以上の楽しみ方ができそうです♪
もっとも、NHKが再放送してくれればいちばんイイんですが、現在のところその予定は発表されていないようです・・・。
本物の大河ドラマみたいに再放送が決まっていれば嬉しいんですけどね。
さて、個人的には久しぶりに見た紅一点、お毛を演じる小西真奈美さんが印象的でした。
「殿」を「とにょ」・・・
ホリケンさんとの妙なズレ具合の会話劇も、今後の楽しみになりそうです♪
【参考】Yahoo!ニュース livedoorニュース Twitter