このような雑多な内容のブログを書いていると、毎日実に多くの出来事が起きていることを実感しつつ、何を記事にすればいいのか迷うようになります。
そんな中、私の思考傾向なのか、どうしてもある特定の分野に個人的な興味がそそられることにも気づきます。
例えば、小池百合子東京都知事による都政の動向・・・。
現在は静岡の実家に住む身ながら、かつては20数年間も暮らした地だし、国政にも多大な影響を与える日本の首都のことでもありますからね。
で、多くの方々が指摘するように、小池都知事のスピーチに用いられる「カタカナ語」には、かねてより疑問を感じておりました。
ハッキリ言って、さすがにちょっと使いすぎですよね。
その口から聞きなれない単語が飛び出すたびに、こちらの思考はストップさせられます。
そんなわけで、これまで使われたカタカナ語を列挙しつつ、それぞれの意味を整理していきたいと思います。
小池都知事のカタカナ語録!それらの意味をご紹介!
都民ファースト(都民 first)
・・・・・・都民第一
ブラックボックス(black box)
・・・・・・内部の分からない不気味なもの
内部の動作原理や構造を理解していなくても、外部から見た機能や使い方のみを知っていれば十分に得られる結果を利用する事のできる装置や機構の概念。転じて、内部機構を見ることができないよう密閉された機械装置を指してこう呼ぶ。
引用元:Wikipedia
セーフシティ(safe city)
・・・・・・安全な都市
ダイバーシティ(diversity)
・・・・・・多様性
スマートシティ(smart city)
・・・・・・環境・金融先進都市
リデュース(reduce)
・・・・・・削減
企業などで唱えられるいわゆる「3R」の要素のひとつ。
リユース(reuse)
・・・・・・再利用
企業などで唱えられるいわゆる「3R」の要素のひとつ。
リサイクル(recycle)
・・・・・・再生利用
企業などで唱えられるいわゆる「3R」の要素のひとつ。
ホイッスルブロワー(whistle blower)
・・・・・・内部通報者
アンシャンレジーム(ancien regime ※regimeのeにアクセント)
・・・・・・旧体制を意味するフランス語
パラダイムシフト(paradigm shift)
・・・・・・大胆な方針転換
ワイズスペンディング(wise spending)
・・・・・・賢い支出
サステイナブル(sustainable)
・・・・・・持続可能な
アカウンタビリティー(accountability)
・・・・・・説明責任
ディストリビュート(distribute)
・・・・・・分配する
オーソライズ(authorize)
・・・・・・権限を与える
ウィズドロウ(withdraw)
・・・・・・撤退
オルタナティブ(alternative)
・・・・・・二者択一の
フィンテック(Fintech)
・・・・・・金融とITを融合した技術革新
インベストメント(investment)
・・・・・・投資
ワーカブル(workable)
・・・・・・実行可能な
小池都知事が敢えてカタカナ語を使う意図とは?
小池都知事としては「この程度ならイイだろう」との思いがあるかもしれませんが、横文字に堪能な知事と、私程度の語学力レベルの者とでは感覚に大きな開きがあると思います。
でも、これだけ指摘される中、「またカタカナ語ですが・・・」などと言いながら敢えて使ったりするあたり、何かしらの意図を感じるところであります。
確かに、日本語にすると堅苦しい表現になったり、かえって分かりづらくなったり、印象が薄くなりがちな部分はあるでしょう。
横文字の単語には往々にして複数の意味合いが混在しているし、幅広く解釈できる便利なものが多いですしね。
それに、聞きなれないカタカナ語も、何度も聞かされているうちに耳に残り、慣れてくるのかもしれません。
小池都知事にどのような意図があるのかはともかく、広くカタカナ語を伝えていきたいのであれば、ただ口にするだけでなく工夫が必要なのではないでしょうか。
例えば、会見の場でホワイトボードでも使って、カタカナ語とその意味を書き出すとかすれば、少しは浸透しやすくなると思うんですが・・・。
世間でささやかれるように、あまりにカタカナ語が多いと年長者を中心に関心が薄れてしまうのではないかと心配です。
「透明化」を掲げているのに、都知事の話自体が分かりづらかったら残念ですよね・・・。
【参考】Yahoo!ニュース Twitter