イギリス出身で「ワム!」というポップデュオで一世を風靡した歌手のジョージ・マイケルさんが亡くなったそうな・・・。
享年53歳とのことで、あまりにも早い最期です。
報道によれば訃報が伝えられたのは12月25日・・・。
ジョージさんと言えば「ラスト・クリスマス」のヒットで知られ、折しも最期が報じられたのはクリスマス当日のことだったわけです。
いったい何が原因で亡くなったのか、とても気になるところであります。
ジョージ・マイケルのプロフィール
ジョージ・マイケルさんの本名は、ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー(Georgios Kyriacos Panayiotou)。
父親は1950年代にイングランドに移住したギリシャ系キプロス人で、母親はユダヤ系のルーツを持つとされています。
内気だった少年時代に「ジョージ・マイケル」という名の架空のヒーロー像を自身の中に想像していて、それが芸名になったんだとか・・・。
プロフィールをまとめると次のような感じです。
本名: ヨルゴス・キリアコス・パナイオトゥー(Georgios Kyriacos Panayiotou)
生年月日: 1963年6月25日
没年月日: 2016年12月25日 享年53歳
出身地: イングランド ハートフォードシャー
後の人気デュオ「ワム!」のメンバーでもあるアンドリュー・リッジリーとの出会いは1975年。
「ワム!」がデビューしたのは1981年で、ソロ活動を強く望んだジョージ・マイケルの意向により、1986年に解散しています。
ソロになってからのファーストアルバム「フェイス」はイギリスでもアメリカでもヒットチャート1位を記録しています。
ジョージ・マイケルの歌声と言えば、私の世代で印象的なのはやっぱり「ラスト・クリスマス」。
高校生だった当時、テレビ朝日の「ベストヒットUSA」で毎週のようにビデオクリップ映像が流れていたのを思い出します。
マイケル・ジャクソンが亡くなったとき、プリンスが亡くなったとき、いずれも同じような感慨を抱きましたが、またひとつの時代が終わってしまったという思いであります。
ジョージ・マイケルの死因は?
イギリスBBCが伝えたところによれば、ジョージ・マイケルさんが亡くなったのはイギリス南部オックスフォードシャー州にある自宅だとのことです。
12月25日の午後、静かに息を引き取ったとされ、警察によればその最期に疑わしい状況は見られなかったと言います。
ところが代理人からも亡くなった原因等の情報は明らかにされていないようで、その若さゆえに謎が深まるばかりであります。
ジョージ・マイケルと言えば、これまでにいくつかの問題を起こしていますよね。
1998年には公然わいせつの容疑がかけられました。
また、2006年と2010年には薬物使用による自動車運転等で実刑判決を受けています。
そして記憶に新しいのは、自身がゲイであることをカミングアウトしたこと・・・。
だからといってめったなことは言えないんですが、どうしても頭をよぎるのはHIVによる免疫不全であります。
同性による恋愛については、昨今ではずいぶんと理解が広がり、私個人としてもそれを否定するつもりはありません。
でも、この病気が話題になるようになってからというもの、どうしても原因としてついて回るのは正直なところであります・・・。
薬物なのか、HIVなのか、はたまた何かしらの病気を患っていたのか、現在の情報だけではまったく判然としません。
いずれ明らかになるのかも分かりませんが、今のところはジョージ・マイケルさんのご冥福をお祈りするばかりであります。
追記・・・2016/12/27
検死の詳細は後日発表されるとしつつ、死因が心不全であったことが報じられました。
ここ数カ月、激しい体重増加に悩んでいたとの話や、12年間ほどもうつ病に苦しめられていたことが明かされています。
華やかに見える芸能人であっても、プライベートには多くの悩みやアクシデントがあるわけで、生身の人間であることに変わりはないんですよね。