【MLB】2022年シーズンも大谷翔平選手に期待大!レッツショータイム!

ホームラン数は46本!三塁打もレコード級

昨シーズンは、満票の30票を獲得してアメリカン・リーグ最優秀選手賞を受賞したロサンゼルス・エンゼルスの 大谷翔平 選手。日本人選手としては、イチロー選手(2001年)以来の20年ぶりの大快挙となりました。また、投打二刀流でシーズンを通すという過去にほぼ前例のない経験をしてきた大谷選手は、今やアメリカで最も有名なスーパーベースボールプレーヤーの1人となっています。今シーズンの開幕に備え、今回は大谷翔平選手の昨シーズンの活躍を振り返ってみたいと思います。

大谷翔平選手の昨シーズンのホームラン数は46本です。ホームラン争いでは、ライバルのゲレーロJr選手に僅差まで追いつきましたよね。惜しくもホームラン王は逃しましたが、日本人として最高のホームラン数を記録しています(これまでは松井秀喜選手が2004年に記録した31本)。

また、大谷選手はMLB最多の8本の三塁打も記録。45本塁打以上+8三塁打以上は殿堂入りの5選手(ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、ジョー・ディマジオ、ジミー・フォックス、ジム・ライス)以来。なんと野球の神様ベイ・ブルースらと肩を並べたのです!

二刀流の選手として

過去にも「打撃のいい投手」は存在したものの、本格的に二刀流としてプレーした選手は野球の神様ベーブ・ルース、しかもそのキャリア前期まで遡らなければなりません。いかに大谷選手の能力が高いのかがここからも伺えますよね。投手としては、打者を圧倒する武器の鋭さが光っていました。

  • スプリットの被打率.087は昨季メジャーで最も打たれない球種だった(110打席以上)
  • 時速100マイル(約161キロ)に達するボールを11球以上投げた先発投手はア・リーグで4人だけ
  • 本拠地での13先発は6勝0敗、防御率1.95、93奪三振

また、二刀流としての活躍ぶりは史上初の文字がズラリ。

  • 打者として10本塁打、投手として100奪三振を同一シーズンに記録したのは史上初
  • 20盗塁と投手として10登板を同一シーズンに記録したのは史上初
  • 23先発のうち、20試合で打席に:DH制の試合で、自身の登板間に3回以上打席に立った投手は史上初
  • 球宴に投手と野手両方の部門で選出された選手は史上初
  • MLB史上初の45打点以上、25盗塁以上、100打点以上を記録

走塁でも才能を発揮

打者としても、投手としても素晴らしい記録を残した大谷選手ですが、なんと盗塁でも魅せてくれました。昨シーズンは26個の盗塁を記録して大リーグで4位。1シーズンで45本以上のホームランと25個以上の盗塁を記録した6人目の選手として、歴史に名を刻みました。ちなみに、この記録はホセ・カンセコ選手(1998年)以来の快挙です。

海外の反応は?

ラスベガスからもほど近い、ロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平選手は、月間MVPを獲得した時もガッツポーズをせず、軽く会釈をしただけでした。決して自己の栄光を見せびらかさない謙虚な姿勢に、海外では「ニヒルでクール」「若いのに努力家」「ロスアンゼルスの誇り」といった、ポジティブな評価しか見当たらないほどです。

最後に

もはや無双状態、野球漫画の主人公のような活躍ぶりを見せてくれ、海外でもすこぶる人気の大谷翔平選手。3月からはバンテリンのCMでも大谷選手の姿を見れるようですね。常に進化を志向する大谷選手が今シーズンはどんな姿を見せてくれるのか、楽しみでなりません!