2018年2月、いろいろな意味で話題の絶えない平昌オリンピックが開幕しました。
中でも、選手や競技を差し置いて注目されたのが、北朝鮮から足を運んだ金与正(キム・ヨジョン)氏、そう “将軍様” と呼ばれる金正恩氏の妹さんです。
ニュース番組でちょいちょい動く姿は拝見しておりましたが、これだけハッキリとメディアに登場する様子は初めてです。
北朝鮮が満を持して送り込んだ感のある金与正(キム・ヨジョン)氏とは、いったいどのような人物なのでありましょうか・・・?
金与正(キム・ヨジョン)のプロフィールは?
金与正氏の情報、さすがに少なくて笑えます・・・。
そこで、Wikipedia大先生のお力を借りてまとめてみると、プロフィールは以下のようになりました。
名前: 金 与正(キム・ヨジョン)
ハングル表記: 김여정
漢字表記: 金 與正
英語表記: Kim Yo-jong
生年月日: 1987年9月25日 30歳(2018年2月現在)
出身校: 金日成総合大学
政党: 朝鮮労働党
金与正氏は先代の将軍様である金正日氏の四女。
かなり可愛がられて育ったと言われています。
1996年から2001年(9歳から14歳?)まで、金正恩氏と共にスイスに留学した経験を持っているそうです。
なおので、英語やドイツ語、そしてフランス語もある程度理解できるのかもしれません。
2017年10月7日には、朝鮮労働党中央委員会総会で党中央委員会政治局員候補に選出されるなど、その序列はかなり上の方に数えられることとなりました。
今回の韓国訪問の際には、党内の序列ナンバー2の金永南氏が何かと金与正氏に配慮する姿がキャッチされました。
そのため、一部メディアは金与正氏について、
「実質ナンバー2」「実力者」「大物」「血族の権威」
などと報じていました。
やはり将軍家の系統という立場は特別なんでしょうね。
金与正の性格はほんとうに冷酷なの?
オリンピックにあやかって韓国を訪問した金与正氏。
韓国の文在寅大統領との接見の際に見せた目の表情が、なんだかすごく冷淡な印象でしたね。
笑顔で握手を交わしたと思ったら、席に着いたとたんにこの表情ですもん。
だから世間の多くの人は「怖い人」というイメージを抱いているようです。
正直言って、私もコワい・・・。
この記事のトップ画像なんか見ると、まるでマフィアの女親分って雰囲気です。
でも聞いた話によると、ちょっと乙女ちっくなエピソードもあるようです。
現在の旦那さんとは大学時代に出会っていて、自由恋愛の末に結婚(2015年?)したんだそうな・・・。
しかも、最初に見初めたのは金与正氏の方だったと言いますから、わりと普通の女性であるとも言えそうです。
ただね、今回の外交上の様子からは、かなり「上から」的な態度が見て取れて、
「ああ、なるほど、やっぱり将軍様の家系なんだね」
といった感想を抱いたものであります。
それにしても残念なのがこのシーン・・・。
韓国と北朝鮮の立場を具現化したような象徴的なシーンとなりました。
文大統領ってば、なんで下から握手を求めたかなぁ~・・・。
こういう構図で報道されることは想像しなかったんだろうか?
お人好し過ぎるのか、それとも文化の違いで、もともとこうした概念がないのか?
金正恩氏からの親書で訪朝を促されたというウワサですが、これで気安く会談に臨むようなら、世界中がズッコケますよ。
金与正の右目尻のキズ痕の理由は?
金与正氏について検索してみると、「整形」というワードがチョロっと出てきます。
で、現在のお顔と少女時代と思しきそれを比較してみると・・・
あくまでも私見ですが、整形はしていないですね。
当時はかなりふくよか(さすが将軍家!)な印象ですが、目鼻立ちは今とそう変わらないと思います。
そもそも、あちらの国に整形という概念や美容技術があるかどうかも疑問です。
同じ朝鮮半島の国とは言え、政治も文化も異なりますからね・・・。
そして、現在の金与正氏の右目尻にあるキズ痕(アザ?)が気になってきます。
どこでどうして付いたキズなのかはまったく分かりません。
でもそこは女性、しかも将軍家の系統であって、金正日前将軍様の寵愛を得ていたとされる金与正氏です。
きっと考え得る最高の医療を受けたことでしょう。
それでもこれだけの痕が残ってしまうということは、けっこうなケガだったんじゃないかと想像します。
案外(?)おてんばだったのかも知れませんね。
以上、ほとんどが想像となりましたが、私の願いは日本の平和であります。
金与正氏が韓国を訪れたことで、何かが動き出す気配は感じられるものの、まだまだ不安はいっぱいなのであります。