2017年9月15日、小池百合子東京都知事の号令で見直しとなっていた、東京観光ボランティアの制服が、いよいよお披露目となりました。
ポロシャツ、フード付きジャケット、防寒コート、帽子、バッグの5点セットで、今回のユニホームの制作費用は8,000万円だそう。
小池都知事はご満悦の様子で、3,000セットの生産を予定していると言います。
気になるのはデザイナーの大矢寛朗さん。
調べてみたら、けっこうヤバい(良い意味で)人みたいですよ♪
大矢寛朗のプロフィール!
大矢寛朗氏については、情報が少ないわけじゃないけど、妙に限られていて集めにくい御仁であります。
でも、ま、小池都知事もご満足の様子だし、なかなか決まっているんじゃないかと思います。
【記者会見取材】東京都観光ボランティアの新ユニホームは「オーヤ」の大矢寛朗がデザイン。江戸の市松模様のデザインで、環境に配慮された素材が使われています。小池百合子・都知事も大満足で、自ら試着し、会場をキャットウォークして披露しました!#OHYA #小池百合子 pic.twitter.com/jEFb28wg3L
— WWD JAPAN (@wwd_jp) 2017年9月15日
で、大矢寛朗氏のプロフィールについて、今現在、取り急ぎかき集めた情報が以下のようになります。
文化服装学院を卒業した1992年に三宅デザイン事務所へ入社。
「ISSEI MIYAKE」パリコレクションのスタッフとして、帽子、靴、バッグのデザインを担当しています。
1996年に「オーヤデザインズ」を設立。
1996年10月、97年春夏パリコレクションにて「OH!YA?」を発表。
その後、1998年まで、パリコレクションに5シーズン参加しています。
1998年には、長野オリンピック日本代表選手団の公式ユニホームデザイン開発に参加。
1999年、手塚プロダクションと契約し、「鉄腕アトム」をモチーフとする「ASTOROBOY BY OH!YA?」をスタート。
2000年2月には、「SCALO New York」で「OH!YA? THE WIZARD OF JEANZ , OH!YA? CUPMODE」展を開催しています。
物議をかもした前回のユニホームに比べてみたら・・・!
出典:saigaijyouhou.com 【追記】2017年9月15日、ついに新しいユニホームのデザインが決…
どう思うかは人それぞれでしょうけど、ま・・・正解かなって思いますね。
さて、今回の東京オリンピックのロゴにも合わせたかのような市松模様のチェック柄。
なかなか整った印象で良いと思うんですが、どうでしょう?
デザイナーの大矢寛朗氏って、わずかながら画像を拝見すると、ちょっと甲本ヒロトさんを連想するようなイメージなんですよね。
で、調べてみたら、ご自身も高校時代にバンドをやっていたみたいです。
でもそれでは食べていけないと考え、好きだった洋服の分野に歩を進めたんだそうな・・・。
ちなみに学生時代は学ラン着用で、裏地に刺繍の入った短ラン系だったみたいですよ。
文化服装学院時代には、雑誌「装苑」による装苑賞を受賞したりと、なかなか早い才能の開花を見せていたようです。
三宅一生氏の事務所を経て1996年に独立し、25歳にして「オーヤデザインズ」を立ち上げた際には、4人の仲間と国民金融公庫からお金を借りてのスタートだったそうです。
その直後、パリコレで発表という流れには、やはり三宅氏の事務所での経験が物を言ったみたいです。
「鉄腕アトム」をモチーフとするブランド「ASTOROBOY BY OH!YA?」を立ち上げた縁でしょうか、手塚治虫氏の娘さんとも対談したりしてました。
とにもかくにも、これで、
「パクリだ!」
「ダサい!」
みたいな騒動がないまま、無事に2020年を迎えられるとイイですね♪