PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen)の塗三方(ぬりさんぽう)とは?
国立劇場の本物の日本芸能の達人方が、古坂大・・・じゃなかった、ピコ太郎さんの「PPAP」をパロった動画が大人気になっていますね♪
タイトルは「PNSP(Pen-Nurisampo-Sampo-Pen)」・・・。
「三方」「塗三方」とは、「さんぼう」とも「さんぽう」とも呼ぶんですが、神事で供え物を載せるための台のことです。
お正月に鏡餅を載せるようなアレのことですね。
それにしても、筋金入りの「本物」がやる冗談ほど面白いものはない・・・。
しかも大真面目にやられるほど、ジョークの格式まで上がる感じがして、思わず吹き出してしまう・・・。
まるでダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで」の「絶対に笑ってはいけない」シリーズの十八番のような手法です。
私も、「何を言ってんだか・・・」と思いつつ拝見したんですが、気がついたら顔がニヤけておりました。
それにしても、由緒正しき日本の伝統芸能を披露する国立劇場のお歴々が、どうしてピコ太郎さんの「PPAP」を採用したんでしょうね・・・?
国立劇場版VSさだまさし版を比較!軍配はどちらに?
それでは早速ですが、国立劇場が「本気で」パロった驚異の「PPAP」、いや「PNSP」をご紹介しましょう♪
そのクオリティーたるやハンパないです!
ヘンなゆるキャラが登場していますが、これ「くろごちゃん」という国立劇場のマスコットです。
「ゆるキャラグランプリ2014」では、投票数2240票で「総合で592位」、「ご当地キャラ部門441位」という結果でした♪
さて、話題を一気にさらった「PPAP」国立劇場ヴァージョン・・・。
ところが、同じく和風テイストのパロディーとしては、実は歌手のさだまさしさんもチャレンジしていたんですね!
動画のアップはさだまさしヴァージョンの方が早かったみたい・・・。
もっとも、国立劇場ヴァージョンは2016年12月26日に収録されたとのことですが、「どっちが先か」という議論は不毛ですね。
お互いが張り合って作ったわけじゃないだろうし、たまたま「和風テイスト」という共通点があっただけのことでしょう。
ピコ太郎が国立劇場に出演していた?
どうやらピコ太郎さんのキャラクターは、国立劇場の面々に気に入られているようです。
国立劇場とピコ太郎さんはコラボ契約でもしているようで、以前には舞台にピコ太郎さんのそっくりさんが登壇したことがありました。
実はこれ、片岡亀蔵さんがピコ太郎さんに扮しているもので、出演だけでなく監修を担当した尾上菊五郎さんの「洒落」を感じさせる一幕でありました。
まぁ、アイデアとしては学芸会のノリですが、お年を召したお客さんはこの手の笑いがお好きみたいで・・・。
でも、チープなネタだからこそ、本物の歌舞伎俳優が演じるという想定外の演出がジワジワ効いてくるんでしょうね。
お客を楽しませるためならここまでする・・・そんなサービス精神が素晴らしいと思うのであります♪
それにしても古坂大・・・じゃなかった、ピコ太郎さん・・・稼ぐなぁ~!
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