ウスタボ・パディージャの画像やwikiは?WBA村田VSエンダム戦で謎のジャッジ

 

 

2017年5月20日、有明コロシアムで行われたボクシング、WBA世界ミドル級王座決定戦での疑惑のジャッジ・・・。

 

村田諒太選手がフランスのアッサン・エンダム選手に2-1で判定負けを喫したわけですが、この日のジャッジに携わったひとりの人物に注目が集まっています。

 

パナマから来日したウスタボ・パディージャ氏(59歳)であります。

 

この日のジャッジでエンダム選手を支持した1人で、その集計結果は「116-111」という驚きの採点でした。

 

話によると以前から妙なジャッジでたびたび話題になっているそうで、いったいどんな人物なのか気になってしまいました・・・。

 

 

報道では『日本人キラー』との表現も・・・!?

5月20日の村田諒太VSアッサン・エンダム戦のためにWBAから派遣された3人のジャッジ・・・。

 

それぞれの採点は次のような内容でした。

 

ラウル・カイズ・シニア(アメリカ)・・・「117-110」で村田

ウスタボ・パディージャ(パナマ)・・・・「116-111」でエンダム

ヒューバート・アール(カナダ)・・・・・「115-112」でエンダム

 

試合の内容はご存知のとおり、村田選手がエンダム選手からダウンやそれに相当するダメージを奪うなど、明らかな優勢に思われました。

 

足を使うエンダム選手に対し、終始リング中央から圧力をかけ続けた村田選手・・・。

 

試合の主導権をも握っているように見えたし、有効打数もエンダムを上回っていたと感じます。

 

ただ、有効打はなくとも、手数、パンチを繰り出した数においては、エンダム選手が村田選手をはるかに上回っておりました。

 

そのことから、納得がいかない判定ながらも、当初は、

「パナマとカナダのジャッジは手数を優先するタイプだった」

などと分析されもしましたが、WBAのヒルベルト・メンドサJr.会長の謝罪&再戦指令コメントの発表によって状況は一変しました。

 

「公正な採点がされなかったことに怒りと不満がある。
私の採点では村田が117-110で勝利した。
村田選手と、帝拳、そして日本のボクシングファンにお詫びしたい。
私はチャンピオンシップ委員会に再戦を要求する」

 

「判定を訂正すりゃイイじゃん!?」

という声も聞こえてきそうですが、一度下された判定は、明確な反則行為でもない以上、決して覆ることはないんだそうな・・・。

 

それにしても、WBA会長までが疑惑を認める形になった今回のジャッジ。

 

カナダのジャッジはともかく、少なくともパナマからお越しのウスタボ・パディージャって人物は、かねてより謎の採点が多くて評判の悪い人物のようであります。

 

「そんなヤツ使うなよぉ~!」

って話にもなるんですけど、いったいどんな人物なのか気になりますよねぇ?

 

 

ウスタボ・パディージャの画像や経歴は?評判悪いのになぜ・・・

ウスタボ・パディージャ氏は、以前にも謎の採点で疑惑の目を向けられておりました。

 

■2006年 WBA世界ライトフライ級 亀田興毅VSファン・ランダエダ戦

3人中ただ1人、ランダエダ選手を支持

 

■2014年 WBA世界Sフライ級 河野公平VSノルベルト・ヒメネス戦

ドローとなるも、ヒメネス選手を支持

 

■2014年 WBA世界Sフェザー級 内山高志VSイスラエル・ペレス戦

9RTKOで内山選手が勝利するも、それまでの採点はただ1人ペレス選手優勢

 

■2014年 WBA、IBF世界ライトヘビー級 バーナード・ホプキンスVSベイブット・シュメノフ王座統一戦

ホプキンス選手の圧倒的な優勢も、ただ1人WBAのシュメノフ選手を支持

 

これらの経緯から、日本人は絶対に勝たせないジャッジと言われている上に、他のジャッジとは食い違う観点から謎の採点をする存在とされているわけです。

 

で、村田VSエンダム戦からの印象のように、

「手数を最優先にジャッジする人なのかなぁ~?」

って思ったのですが、それもどうやら違うようで、さらに謎が深まりました。

 

数年前にランキング委員でもあるパディ-ジャが、WBAの公式HPに採点基準についての基本的スタンスについて投稿していた。

彼が言う採点の判断材料は、
(1)有効打
(2)攻撃(手数)
(3)防御
(4)テクニック
(5)スポーツマンシップ
の5つだという。
そして手数重視の判断を自ら貫いているにもかかわらず「プロでもアマチュアでも相手に効果のある攻撃を与えること」と効果打の重要さを説いている。

引用元(一部編集):headlines.yahoo.co.jp

 

最優先は「有効打」ですって。

誰が見ても、村田選手の方がエンダム選手を上回っていましたよね?

 

さらに気に入らないのが「スポーツマンシップ」という採点基準であります。

 

ロープを使うなどの行為は、スポーツマンシップに欠けることになるらしいが、エンダムがロープに腰をかけてダウンを免れた5ラウンドをパディージャはエンダムに10点をつけていた。

 

これはもう、

「意図して日本人を勝たせないつもりだ」

と言われても弁解の余地なしでしょ。

 

そんなわけで、このおかしなジャッジの顔を見てやりたいものだと思い、ネット上を探し回ったのでありますが・・・。

 

残念ながら、画像も、経歴に関する詳しい情報もつかむことができませんでした・・・。

m(_ _;)m

 

ところが!!♪♪

 

貴重な情報提供のおかげで、画像&簡単なプロフィールが手に入りましたよ♪

ゆうさん、ありがとうございます!!

 

出典:boxrec.com

 

 

名前: ウスタボ・パディージャ(Gustavo Padilla)

役割: レフェリー、ジャッジ、監査役

グローバルID: 401343

生年月日: 1958年11月20日 59歳(2017年5月現在)

出身: パナマ ボカス・デル・トーロ

 

意外に人の良さそうな顔立ちなんで、ちょっと複雑な気持ちにさせられますな・・・。

 

さて、困ったことに、ボクシングの国際ジャッジになるには試験などがなく、総会に出席して登録料を払えば審査を受けられるんだそうな・・・。

 

レフェリーになるには厳しい試験があるみたいだけど。

ってか、この人、レフェリーも監査役の資格も所持しているようですが!!?

 

人材が不足しているのかもしれないけど、これだけ評判の悪い人物が席を置いていられるってのは妙ですよね。

 

今回みたいに世界的な疑惑の目が向けられた以上、厳正な対応をお願いしたいところであります。