あえて言おう。エンブレムはリバプールのパクリである
神奈川県小田原市で、生活保護受給者の自立支援担当の職員らが、英語で「保護なめんな」などと書かれた揃いのジャンパーを着用していた問題です。
話しによれば、職員らが業務のモチベーションを高めるために、自費で作ったんだそうな・・・。
そこまでは、まぁ、良かったですよ。
それにしても、英語だから分かるまいと思ったのか、文言があまりにも不適切でありました。
しかもそれを着用してたのは、生活保護受給世帯を訪問するケースワーカー達だったと言うんですね。
誰か「これはヤバいだろ?」って言える人がいなかったんですかね・・・?
「SHAT」の意味は?
すでに報道でも伝えられていますが、ジャンパーの背面には英語でいろいろと書かれているんですね。
主だったところを日本語にして上げてみますと、次のような感じです。
まずは何かの略のようなロゴ「SHAT」の意味について・・・。
S・・・生活
H・・・保護
A・・・悪を撲滅する
T・・・チーム
このような意味を込めた文字列だったようですね。
でも残念!!
「Shat」は「Shit」の過去形で、ここでは書き表せないような汚いワードなのでありますよ。
知っていて使ったのなら、悪質な生活保護受給者を罵る意味なのかとは思いますが・・・。
そして、注目されているほかの文言についてもご紹介しておくと、以下のようになります。
「We are “the justice”」は、
「我々は正義だ」
「if they try to deceive us for gaining a profit by injustice」は、
「不当な利益を得るために我々をだまそうとするなら」
そしてネット上を騒がせた決め台詞・・・
「”WE DARE TO SAY,THEY ARE DREGS!”」は、
「あえて言おう、カスである!」
となります。
エンブレムはリバプールの模倣?
ネット上で注目されているのはこれだけに留まりませんでした。
ジャンパーの胸に記された「悪」のエンブレム・・・。
彼らの言う「悪」とは、不正受給者のことを指すんでしょうな。
でも、これがサッカーチームのリバプールFCのエンブレムに酷似しているって言うんですね。
比べてみましょう!
こちらが問題のジャンパーのエンブレム・・・。
そしてこちらが、リバプールFCのエンブレム・・・。
どうでしょうか・・・。
カラーかモノトーンかって違いくらいで、文字以外のデザインはほぼ一致と見て良さそうですね。
これで判明したのは、このジャンパーをデザインした人物が、「ガンダム世代のサッカーファン」だということであります(苦笑)♪
それにしても、さっきも言いましたけど、どうしてストップをかける人がいなかったかなぁ~・・・?
問題になるに決まっているもん。
そりゃ確かに不正受給者が増える一方だし、訪問先では精神的にキツイ状況も多いことでしょう。
それこそ夜な夜な酒でも酌み交わしながら、「くっそ~!」と愚痴を言い合っていたかもしれません。
でもね、そこは申し訳ないけど、公務員という立場を自覚しなくては・・・。
本気で生活に困窮していて生活保護に頼らざるを得ない方も大勢いるんだし、しっかり判断しなければいけないケースだったと思います。
【参考】Yahoo!ニュース livedoorニュース Twitter