こんにちは♪ 元東京都練馬区民のJiroです。
その練馬区出身の衆院議員、菅原一秀氏が何やらやらかしちゃったようですな・・・。
私が暮らしていた当時、「今日もいる」とかってキャッチコピーを旗にして、よく駅前に立って演説してましたっけ。
まともに聴いたことはないんですけどね・・・。
σ(*´∀`;)
で、ちょいちょいやらかしている印象の菅原一秀氏ですが、今回はちょっとたちが悪いですよ。
民進党の蓮舫議員にまつわるヘイトとも取れるデマを、自身のブログに書いちゃったそうな・・・。
そんなわけで、事の真相を追ってみたいと思います♪
菅原一秀衆院議員が流したデマとは?
菅原一秀氏は、1962年1月7日生まれの54歳(2016年6月現在)。
早稲田大学を出て学士号を持つと言う自民党の議員です。
練馬区議会議員、東京都議会議員を経て衆議院議員にまで上ってきた、当選回数5回を誇る働き盛り・・・。
つい最近話題になった「保育園に落ちた、日本死ね」ブログの一件で、国会の質疑応答の際に、
「匿名だよ、匿名!」
と野次ったことが問題になったのは記憶に新しいですね。
で、これが我らが(?)週刊文春の興味を惹いたのか、経済産業副大臣時代に国会をズル休みして愛人とハワイ旅行に行っていたことがバレちゃっています。
ヽ( ̄▽ ̄;)ノ
で、今回の騒動ってことなんですが・・・
舛添要一氏が辞職して、次の都知事候補に名を連ねる民進党の蓮舫代表代行について、自身のブログで信ぴょう性の薄い情報を掲載しちゃったんですね。
それが、
「五輪に反対で、『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」
というもの・・・。
これに対し蓮舫さんは、事実無根だとしてご立腹。
で、菅原氏は、蓮舫さんのブログに書かれた内容ではなかったと訂正した上で、
「五輪に後ろ向きな人が知事になれば困るので、自民党が候補を出すべきだとの趣旨。帰化した人が知事になってはならないという趣旨ではない」
と、開き直って説明しているわけです。
(。´・_・`。)?
で、何が問題かって言うと、
・蓮舫さんが「日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた」って情報はどこから出て来たの?
・そもそもその情報は事実にもとづいているの?
・日本に帰化した人が都知事になって何が問題なの?
といった、菅原氏が言わんとした真意を正したい!ってことみたい・・・。
情報の出処がどこなのかも気になりますが、聞きようによっては差別発言とも受け取られ、菅原氏の資質に関わる問題だって話です。
これについてネット上からは次のような批判が相次いでいますね・・・。
三代連続で任期を全うできないと知事を担ぎ上げて、ちょっと立場が悪くなると、野党有力候補の属性を狙った差別による人格攻撃か。自民党は腐ってるな。さっさとなくなってほしい。
「蓮舫氏は帰化し泣いた」自民・菅原氏デマ発言:朝日 https://t.co/jKD0loLx2o
— ken (@bakenekodotcom) 2016年6月17日
また自民党だよ。デマを平然と流すこのネトウヨ体質なんとかならんのか。本当に国会議員なんですか?>「蓮舫氏は帰化し泣いた」自民・菅原氏発言、後から訂正:朝日新聞デジタル https://t.co/PWH8R722zM
— Natch (@UwarabaTawaba) 2016年6月17日
「蓮舫氏は帰化し泣いた」自民・菅原氏発言、後から訂正https://t.co/rcdx6576NK
帰化して泣いたというのがデマじゃなく本当だったとしても、そのことと政治参加とは関係ないんだよね。それも分からず出自に拘るからこの人はレイシストでありこれはヘイトスピーチ。— mipoko:NoWarNukesFur (@mipoko611) 2016年6月17日
やっぱちゃんと政権交代狙わなきゃだめだな。こんなやつらに国の運営とか無理だわ。デマに煽られて戦争始めよるで。
— 野間易通 (@kdxn) 2016年6月17日
菅原一秀氏の件、議員がネットデマに乗せられて恥ずかしい、みたいな話ではないのですよ。「帰化」という言葉に呪いを込め、排除を煽るような人が政治家であることが問題なわけで、デマに乗せられてバカな人だなぁ、ですむ問題じゃないんですよ。そのことに比べたら、デマ云々は瑣末な問題ですよ。
— じこぼう (@kinkuma0327) 2016年6月17日
菅原一秀が真に受けた情報の出処とは?
アメブロを更新しました「都連会合の発言について」 https://t.co/YrgWwu2ipB
— すがわら一秀(菅原一秀) (@sugawaraisshu) 2016年6月17日
今回の菅原一秀氏が真に受けたデマについて、その”元ネタ”だと思われる信ぴょう性の薄い情報があります。
これが事実ならば、日本人をやめていただきたい。RT”@amaisuisei: 今からでもお帰り下さい RT @sito_rin RT @mutans_Coga: 蓮舫議員は「父親から、日本国籍を取って日本人として生きろと言われた時が、人生で一番屈辱的な事だった。」
— 横浜市会議員(緑区) 斉藤たつや (@saito_tatsuya_) 2011年2月5日
けっこう前から出回っている噂のようですが、これについてはブログ「情報の海の漂流者」さんに詳しく解説されています。
それによれば、この噂に触れたWEB上の記事は数あるものの、出典元を明示した記事は皆無なんだとか・・・。
で、そんな中で寄せられた情報によれば、1997年10月1日の朝日新聞掲載のコラム「天声人語」に、噂の出処と思しき記述が見られると言います。
それが、当時まだタレントだった蓮舫さんに関する内容なんですね・・・。
台湾人を父にもつタレントの蓮舫さんは、十九歳のとき日本の国籍をとった。
日本名は日本人の母の姓と、本名の「蓮舫」で申請した。
すると、「本当にいいんですか、日本人じゃないことが名前でわかりますよ」と言われた。
「何が悪いのですか」と言い返したが、一生忘れない言葉だ、と語っている。
なるほど、これは腑に落ちるものがありますね・・・。
('д')ァン?
ほら、蓮舫さんって、台湾人のお父さんと日本人のお母さんがいらっしゃいますよね?
そのために国籍が2つになっちゃってて、日本の決まりでは18歳だか19歳だかまでに、どっちか1つの国籍を選ばなくちゃいけないんですって。
で、当時の蓮舫さんは何かしらの事情で日本を選ぶことになったと・・・。
その手続の際のエピソードを紹介した内容だと思われます。
つまり、伝言ゲームみたいなもので、この内容が伝わっていく過程で語彙が歪んじゃったってことかな?
いずれにせよ、蓮舫さんは日本に帰化することを屈辱的だったと言っているんじゃなくて、役人から言われたことに対して腹を立てたってことみたいです。
これが恣意的にか意図的にか知らないけど、誤解を招くような内容に変わっちゃったんですね、きっと・・・。
(´・ω・`).。oO
さてさて、だとしてもですよ・・・。
菅原一秀氏がブログに書いた内容は単なる間違いじゃ済まされませんぞ!
だって、このデマを引き合いに出して蓮舫さんの出馬を否定するってことは、菅原氏の頭のなかに少なからず偏見があったことを意味するからです。
さっきのTwitterにもありましたが、デマを軽々しく鵜呑みにする精神性だけの問題じゃないってことですよ。
差別がかった思想の持ち主が国家の中枢にいて大丈夫かよ!?って話にもなります。
私は自民党を支持していないし、かと言って民進党も蓮舫さんも応援していません・・・。
ってか、支持したいような政党はないです・・・^^;
でもでも、良くないことは良くないって思うわけで・・・。
菅原氏は一刻も早く、真摯な対応をするべきだと思いますね♪
【参考】Yahoo!ニュース Twitter