イクイノックスの引退理由は?功績を振り返る!子どものデビューはいつ?

2023年に競走馬のイクイノックスが引退しました。今後は子どもの活躍に期待がかかります。そこで今回は、イクイノックスの引退理由と、現役時代の功績や子どものデビューはいつなのかについて、調査しました。

イクイノックスの引退理由は種牡馬になるためだった

イクイノックスの引退理由は種牡馬になるためです。2023年のジャパンカップを最後に引退しましたが、種牡馬になるうえで様々な要因が重なったからとも言うことができます。

秋のG1を2連戦で走っていた

イクイノックスは4歳の秋、天皇賞(秋)とジャパンカップを連勝しました。最後に有馬記念を使うのでは?という期待もありましたが、天皇賞(秋)とジャパンカップのレース間隔は中3週、ジャパンカップから有馬記念も中3週です。元々2歳の時からレース間隔を長めに開けて使われてきたので、有馬記念も使うには疲労具合が心配されていました。

結局ジャパンカップの4日後に「疲労が抜け切らない」という理由でイクイノックスの引退が発表されました。

種牡馬としての高額オファーが来ていた

また疲労が抜け切らないことに加え、イクイノックスに引退後の種牡馬入りのオファーが正式に来ていたことも関係あります。種牡馬入り後の種付け料は初年度から2000万円というかなりの高額に設定されました。

これだけの馬を万が一有馬記念で故障させてしまったら、そうでなくても負けて種牡馬価値を下げてしまったら、ということもあり「万全で挑めないなら無理をさせない」ためイクイノックスの引退になったと考えられています。

イクイノックスの功績を振り返る!

大事に使われてきたイクイノックスなので、生涯成績は国内外合わせてわずか10戦。その中で数々の記録と記憶に残る走りを見せてくれました。ここからはその功績を振り返ります。

イクイノックスの国内の出走レースはこちら

総獲得賞金歴代1位

イクイノックスの総獲得賞金は本賞金、付加賞合わせて22億円を超えて歴代1位です。それまで1位だったアーモンドアイの総獲得賞金を抜いての記録です。

G1で6連勝

イクイノックスは3歳時に天皇賞(秋)、有馬記念、4歳時にドバイシーマクラシック、宝塚記念、天皇賞(秋)、ジャパンカップとG1を6連勝しました。これはグレード制導入後、テイエムオペラオー、ロードカナロアに並ぶ最長記録です。

イクイノックスのドバイシーマクラシックでの走りはこちら

芝2000メートルの世界レコード

4歳時の天皇賞(秋)では1分55秒2というタイムを叩き出しての優勝。このタイムは芝2000メートルの世界レコードタイムとなりました。

レーティング世界1位

ドバイシーマクラシックを勝ったことにより、イクイノックスはロンジンワールドベストホースランキングで129ポンドとなり1位になりました。日本馬の単独1位はジャスタウェイ、エイシンヒカリ以来です。

また翌年発表された2023年度のランキングではエルコンドルパサーの評価を越える135ポンドでの世界単独1位となりました。

4歳で引退

このように数々の功績を残したイクイノックスが引退を発表、12月16日に中山競馬場で引退式が行われ現役生活にピリオドを打ちました。

イクイノックスの引退式の様子はこちら

イクイノックスの子どものデビューは2007年

イクイノックスの子どもは2025年に生まれてきます。デビューは2歳なので、イクイノックスの子どものデビューは2027年の予定です。初年度からアーモンドアイと交配されるなど、今からどんな子どもが走ってくれるのか楽しみですね!

まとめ

今回はイクイノックスの引退理由や、功績と子どものデビューについて調査してきました。これだけの馬なので、もっと走りを見たかったという思いもありますが「子どもに続きを託す」というのも競馬の魅力の一つですよね。

今後どんな子どもが出てくるのか、楽しみに待ちましょう!