まずは叡王防衛!将棋・藤井聡太五冠の今後のスケジュール

「将棋」という言葉自体や、将棋の道具については知っていても、ルールまで熟知している人は中々いないと思います。そんな中、将棋ブームだけではなく「藤井フィーバー」までもを巻き起こしている将棋棋士の藤井聡太さん。2021年の藤井聡太 成績は最年少記録で五冠達成という大変素晴らしいものでした。2022年も藤井聡太さんの勢いが衰えることはないのでしょうか。今後の一局一局の結果が気になるところです。

そこで今回は、藤井聡太さんのプロフィールや経歴、年収、今後の対局スケジュールについて調べてみました!

藤井聡太(ふじい そうた)棋士のプロフィールと経歴!

  • 生年月日:2002年7月19日
  • 年齢:19歳
  • 出身地:愛知県瀬戸市
  • 血液型:A型
  • プロ入り年月日:2016年10月1日(14歳)
  • 棋士番号:307
  • 所属:日本将棋連盟(関西)
  • 在位中タイトル:竜王・王位・叡王・王将・棋聖
  • 段位:九段

プロ入り前

5歳の夏、他の従兄弟らと共に母方の祖父母から将棋の手ほどきを受けたことがきっかけで将棋を始めます。藤井聡太さんは、すぐに将棋のルールを覚え、秋には祖父が太刀打ちできないほどに成長、その冬には瀬戸内市内の将棋教室に入会しました。2010年3月、小学校1年生で東海研修会に入会し、小学3年生だった2012年8月には第10回全国小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝を果たします。そして、2016年、14歳2か月でプロ入りを決め、最年少棋士記録を62年ぶりに更新しました。

プロ入り後

中学生棋士の誕生は、加藤一二三さん、谷川浩司さん、羽生善治さん、渡辺明さんに続く、史上5人目となります。プロ入り後は、そのまま無敗で公式戦最多連勝記録(29連勝)を更新。その後、最年少一般棋戦優勝・タイトル獲得、五段を除く昇段記録・タイトル二冠から五冠など、多くの最年少記録を塗り替えてきました。藤井聡太さんの活躍はメディアでも広く取り上げられ大きな話題となり、将棋ブームの引き金となりました。

藤井聡太棋士の気になる年収について!

スポーツ選手の年収はよくメディアでも取り上げられていますが、将棋の棋士の年収については全く想像がつかない方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は藤井聡太 年収をについてもスポットを当ててみました。

まずは、2021年の年収に迫る!

2021年は、羽生善治さんの22歳9カ月の最年少4冠の記録を28年ぶりに更新し、史上初の10代4冠となった藤井聡太さん。2021年11月の竜王戦では優勝賞金4,400万円を獲得し、10代で1億円プレーヤーとなりました。将棋は賞金額非公表の場合もあり、正確な年収は分かりかねますが、昨年は棋聖と王位を防衛、叡王も獲得し、これらの獲得賞金と対局料で、推定4,554万円はあるとされています。これに金額が公表されている竜王戦の優勝賞金4,400万円、同決勝トーナメントの対局料の合計が731万円。そして朝日杯優勝750万円を足して、少なくとも1億435万円超えと言われています。過去、1億円棋士を達成したのは、藤井聡太さんを含め6名となります。

五冠達成!2022年の推定年収は?

日本将棋連盟からの給与

藤井聡太さんの日本将棋連盟からの給与は、月額70万円程度と言われています。これは順位戦のクラスによって金額が異なり、上は名人から下はC級2組まで6クラスに分かれています。現在、藤井聡太さんは上から2番目のA級に属しています。

対局料

将棋の場合、勝敗に関わらず対局する度に対局料が発生し、勝ち続ければ収入は増えていきます。中でも、タイトル戦は対局料が高く設定されていて約500万円、勝利した場合はさらに追加され、およそ700万円を獲得します。

8つのタイトル戦の賞金

最も高額なタイトルが竜王戦となりますが、竜王戦の優勝賞金は4,400万円。竜王戦以外のタイトルは賞金額非公表で、推定平均700万円ではないかと言われています。

その他にも指導料や解説料、印税収入やグッズ販売、CMのギャラなどを合計すると、藤井聡太さんの年収は少なくとも2億円、またはそれ以上になると予想できます。

藤井聡太棋士の今後の対局予定!

下表は、2022年の今後の藤井聡太 予定です。日付未確定の対局もありますが、今回は日付確定の対局のみ記載しています。

日付 対局相手棋戦名
6月28日・29日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第1局
7月4日永瀬拓矢王座第93期棋聖戦五番勝負第3局
13日・14日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第2局
17日永瀬拓矢王座第93期棋聖戦五番勝負第4局
20日・21日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第3局
27日永瀬拓矢王座第93期棋聖戦五番勝負第5局
8月15日・16日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第4局
24日・25日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第5局
9月5日・6日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第6局
19日・20日豊島将之九段第63期王位戦七番勝負第7局
23日7月30日確定第43回JT杯
10月7日・8日未定第35期竜王戦七番勝負第1局
21日・22日未定第35期竜王戦七番勝負第2局
28日・29日未定第35期竜王戦七番勝負第3局
11月8日・9日未定第35期竜王戦七番勝負第4局
25日・26日未定第35期竜王戦七番勝負第5局
12月2日・3日未定第35期竜王戦七番勝負第6局
14日・15日未定第35期竜王戦七番勝負第7局

まとめ

今回は、『まずは叡王防衛!将棋・藤井聡太五冠の今後のスケジュール』ということで、藤井聡太さんのプロフィールや経歴、年収、今後の対局スケジュールについて調べてみました!決して華やかなイメージではない将棋の世界ですが、対局料や優勝賞金が高額で年収1億円越えも夢ではないということに驚きました!

日本国内の人気スポーツである野球やサッカーでも10代で1億円稼ぐ人はなかなかいないと思うので、藤井聡太さんがいかに凄いかが分かりますよね。藤井聡太さんの活躍により、将棋棋士を目指す子供が増えることは間違いないでしょう。2022年度の年収は一体いくらになるのでしょうか。藤井聡太さんの今後の対局に注目です!