【廣津留(ひろつる)すみれ】の現在は?学歴や経歴と母親の教育がスゴい!

大分県内ナンバーワンの東大合格者数を誇る進学校・大分上野丘高校の中でも、史上初のハーバード大学進学と首席卒業を成し遂げた天才少女として知られる廣津留すみれさん。

そればかりか、ジュリアード音楽院も主席で卒業し、バイオリニストとしても活躍している才能溢れる存在です。

昨2018年から今年にかけて、日本テレビ系『人生が変わる1分間の深イイ話』、TBS系『今ドキ親子の事件簿』と立て続けに密着取材された彼女が、今度はテレビ朝日系『あいつ今何してる?』に登場しました。

廣津留すみれの学歴や経歴は?

まずは、廣津留すみれさんのプロフィールをざっくりまとめてみました。

名前:廣津留すみれ(ひろつる すみれ)

生まれ:1993年(誕生日は非公開)

出身地:大分県大分市

高校:大分上野丘高校

大学:ハーバード大学(学士課程)、ジュリアード音楽院(修士課程)

職業:※ 後述

すごく人柄も良さそう♪

幼少の頃から音楽と英語に特別な興味を持っていたという廣津留すみれさん。

音楽に関しては、間もなく3歳になるという頃にバイオリンを始め、12歳の時にはオーケストラと共演を果たし、その後も多くのコンクールで入賞するという経験をしています。

英語に関しては、4歳で英検3級に合格しています。これ、当時の最年少記録だそうです。

バイオリンについては才能があったのか、環境に恵まれていたのか、私ごときにはイメージが湧かないところであります。

しかし英検となると話は別・・・。もちろん私にだって経験があるし、英検3級だって取得しています。

ただし、中学3年生の頃のことです。そう、普通レベルだったら中学生で取るものなんですよね。

それを、日本語だって流暢には話せないであろう4歳で合格しちゃうって、ちょっとコワいような気もします。

ご存知だと思いますが、3級では英語の面接があるんですよ。英文の書かれたカードを見せられて、その内容に関する英語の質問をされます。それに英語で答える、という流れです。

初級レベルの会話力があればOKですが、それでも当時の私はヒーヒーものだった記憶があります。

さて、英語だけならまだしも、バイオリンまで習っていたとなると、さぞや裕福なご家庭に育ったんだろうと想像しますが、後述するお母さんによれば、ごく一般的な家庭環境だったそうです。

学校だって小中高と公立学校だし、話によれば12年間の学費は50万円程度で済んだんだとか・・・盛りすぎ?

そんな環境ですから、海外留学の経験なんてあるはずもなく、では、どうしてハーバード大学やらジュリアード音楽院やらへ進学することになったのでしょう?

すみれさんは、高校生の時にイタリアで開催されたコンクールで優勝します。その際に副賞として得た奨学金を使って全米バイオリン演奏ツアーに参加するのですが、そこで母親の友人にすすめられてハーバード大学を見学しに行ったんだそうです。

これが運命だったんでしょう。ハーバード大学の生徒が学業と課外活動を両立している姿に衝撃を受けたすみれさんは、高校2年生の冬からハーバード大学への進学を本気で目指すことになったのです。

先述のとおり、通っていた高校は偏差値70とも言われ、東大合格者数が大分県内ナンバーワンの大分上野丘高校です。それなりの学力はあったでしょうけど、相手はハーバード大学・・・。けっこうな決断ですよね。

ちなみに、すみれさんは出願の手続きやら何やら、必要なことは全て自分の手で行ったと言いますから大したものであります。

そして2012年、見事に現役でハーバード大学に進学を果たしたすみれさん。応用数学社会学、そして音楽へと専攻を変えています。ちなみに副専攻はグローバルヘルス

こうして専攻を自由に変えられるのはアメリカの大学の特徴みたいですが、なんだか羨ましいです。人の特性や好みって、20歳前後では些細なきっかけで移り変わるものですからね。誰だってどこに才能があるか分からないですし・・・。

すみれさんは、在学中に世界的チェロの奏者として有名なヨーヨー・マとの共演を幾度か経験しています。

また、首席で卒業するほどの成績からか、卒論リサイタルなる催しも開いたりしており、これはハーバード大学史上でも初めての出来事だったんだとか。

ハーバード大学を卒業後に音楽学校の名門ジュリアード音楽院の修士課程に進んだすみれさん、これまた首席で卒業したと言うんですから、もう驚くしかないですね。

在学中にはジュリアードオーケストラのコンサートマスターを務めたり、同級生と結成した弦楽四重奏団Ansonia Quartetは、クラウドファウンディングで集めた1万ドルで日本ツアーを実現したりと活発な活動を行っています。

そして2018年5月、音楽部門の首席を意味するWilliam Schuman Prizeを受賞して卒業しています。

[quads id=2]

廣津留すみれの現在は?

では、廣津留すみれさんが卒業後に歩んだ職歴と、現在の様子についてご紹介しましょう。

世界的チェリストのヨーヨー・マとの度々の共演とともに、「ファイナル・ファンタジー」シリーズのサントラ録音など、様々なジャンルに取り組んで来られたすみれさん。

2010年にはあのニューヨークのカーネギーホールで、そして今年2019年にはワシントンDCのケネディーセンターでもバイオリニストとしてのソロデビューを果たしています。

2013年に教育プログラムSummer in JAPANを大分で共同設立し、日本の小中高生に英語によるワークショップを開いたり、毎年「廣津留すみれとハーバードの仲間たち」というコンサートを開催しています。

そして現在、すみれさんの肩書は「バイオリニスト、著作家」そして「起業家」です。

昨2018年にニューヨークで音楽コンサルティング会社Smilee Entertainmentを立ち上げ、ゲーム音楽の作曲やイベントプロデュース、マネジメントと幅広い活動をしています。

また、執筆業に関しては、2014年に日経新聞社のオンラインサイト「日経カレッジ・カフェ(現:U22)」に『ハーバードからの手紙』を連載し、三菱商事の槇原稔元会長、猪子寿之チームラボ代表らへのインタビューで注目されました。

そして今年2月に出版されたのが、初の著書となる『ハーバード・ジュリアードを首席卒業した私の「超・独学術」』です。

公立高校からハーバード大学、ジュリアード音楽院を首席で卒業した廣津留すみれさんだからこそ語れる、誰でも真似できる「学び」のルールと習慣について、そのコツを紹介していますよ。

こうしてニューヨークで暮らしながら忙しい日々を過ごしているすみれさん。

これほどの才女を生み出したお母さんって、どんな方なんでしょうね?

[quads id=3]

廣津留すみれの母親の教育とは?

廣津留すみれさんを育て上げたお母さんの名前は、廣津留真里さんです。

英語教員の資格をお持ちで、大分県内で英語教室を運営されているんだとか・・・。

なるほど、すみれさんが英語に興味を持つ理由も分かるような気がしますね。

この真里さんですが、ちょっと変わった教育方針をお持ちのようです。曰く、

「最初から難しいことをやらせた方が良い」

とのこと。

ん?

学校の英語って、簡単な単語から始まって徐々に長文に移行して行くものですよね。ところが真里さんは、初めから、いきなり難しいところをやらせろ、とおっしゃる。

この理屈の詳しいところはよく分からないんですが、真里さんの英語教室には大学入試レベルの英文を読んだり、英検2級に合格している小学生もいるそうなんですね。

思えば、娘のすみれさんも4歳で英検3級・・・いや、これでもビックリなんですが、今やそれくらいは序の口だというわけです。

真里さんってば、こんな本を出版されています。

ご自身の教育方針についても書かれているそうですから、上記でピンと来ない部分についても、その考え方を共有できるんじゃないでしょうか。

気になる方は手にとって参考にしてみてはいかがでしょう。

ちなみに、すみれさんは一人娘なんだそうです。

お父さんは?って言うと、情報がなくて何もご紹介できないんですが、真里さんの言う「ごく一般的な家庭」ということを考えれば、少なくとも大金持ちではないんでしょうね。

それにしても、私も小さい頃から英語なり楽器なりを習えばよかったと思う今日このごろ・・・。

いや、母によれば、英語やピアノを奨めてくれたことがあったそうなんですよ。ところがガキだった私は遊びに出掛けたいばっかりに「やなこった!」と断ったそうです。

これこそ、才能のかけらもない状態なのでありましょう。

[quads id=4]