ペンギン歩きで雪道を滑らず歩く方法!プロに学ぶ真髄をチェック!

 

2018年1月22日から23日にかけて首都圏に大雪が降り積もり、あらゆる交通手段に影響を及ぼしているというニュースがありました。

 

今回の雪では都心部、23区内をも銀世界に塗り替えられ、行き交う人々もツルンツルン・・・。

 

皆さん、まるで初心者がスケートリンクの上にいるかのような、実に不安げな様子で歩いております。

 

スパイク付きの靴でも履いていればイイんでしょうけど、革靴のサラリーマンなんて危なっかしくて見ていられません。

 

こんなとき何か対策方法はないものか? ってことで、今回は北国の人々や某プロ集団が推奨する(?)ペンギン歩きについてご紹介したいと思います。

 

 

道路がスベる理由は雪ではなくて氷!

首都圏を大雪が襲って、住民が慣れない雪かきにヒーヒー言っている姿をニュースで観ました。

 

スコップを持って手伝いをしていた5、6歳の男の子が、

「お母さん、硬い! もうやだ!」

と言って逃げちゃいました。

 

そう、時間とともに雪はすっかり氷と化し、スコップですくおうと思ってもカッチンコッチンなんですね。

 

かと言ってこの寒さでは、放っておいても溶けてはくれず、人も車も滑っちゃってしょうがない・・・。

 

今さら言うまでもないんですけど、すなわちこれが、人や車をツルツルと滑らせる原因なんですよね。

 

しんしん、あるいはドカドカと降っている間はまだ良いんです。

 

降り積もったばかりの雪は人気かき氷店のそれみたいにフワフワしていて、スベることなくザッシュザッシュと歩くことはできます。

 

ところが雪がやんでしばらくすると、人や車に踏み固められた路面はすっかり氷かシャーベット状態・・・。

 

とくにコワいのが横断歩道や坂道、そして意外なところでコンビニ等の入り口・・・。

 

横断歩道って、なぜか渡りきったところで多くの人がコケます。

 

コンビニみたいなお店の入り口でも、たどり着いた安心感から油断するのか、けっこう高い頻度で人がコケます。

 

今でこそ雪に縁のない静岡県に住んでいる私ですが、かつては東京練馬に住んでおりまして、これまでに何度も坂道でコケて痛い思いをしております。

 

ツルッとスベって背中から叩きつけられつつも腕で受け身をとるものだから、両腕の肘から手首にかけては、アザで黄色と紫のグラデーション状態に彩られていたものです。

 

そこでオススメするのが「ペンギン歩き」。

 

坂道ではちょっと厳しいですが、平地であればかなり役に立つので、参考動画をご覧に入れながら解説してみようと思います。

 

 

雪道に役立つペンギン歩きの方法とは?

「ペンギン歩き」の「ペンギン」は文字どおりの意味でありますが、その由来はひとまず置いておいて、方法を説明したいと思います。

 

通常ですと人は、踏み出した足の踵から着地して、徐々につま先へと体重移動をさせますよね。

 

しかも、着地するまでの間は一瞬とは言え片足立ちの状態です。

 

これでは不安定なので、少しでも重心が前後左右にズレるだけで、ツルッとスベって転んでしまいます。

 

そこで登場する「ペンギン歩き」。

 

これは、足の裏全体を同時に着地させるよう意識した歩き方なんです。

 

それも、できるだけ真上から踏み降ろすようにして、のっしのっしと歩きます。

 

ただし、ゆっく~りゆっく~り・・・。

 

ここにペンギン歩きのプロの動画をご用意しましたので、参考にしてみてください♪

 

 

どうでしょうか、見事なものですね♪

 

しかも彼らは両足を折りたたんだ状態のまま歩くので、重心がとにかく低く保たれ、とても安定しています。

 

これを見習って、我々もちょっと腰を落として重心を下げ、ゆっくり、のっしのっしと歩くように心がけましょう。

 

ちなみに、ほかのことに気を取られたり、よそ見をしたり、油断したりすると、彼らのようなプロでさえもツルッとコケちゃいます。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

え、バカにしてるのかって?

とんでもない!

 

私は練馬時代にこれを大真面目に実践することで、確実にコケる率を減らすことに成功しているんですから。

 

もっとも、その後しばらくしてから雪道でも滑らないソール(靴底)の革靴を購入しましたがね・・・。

 

だって、先述のとおり、坂道じゃ使えないもので・・・。

 

というわけで、どうぞご参考までに♪