映画ギフテッドのネタバレ&あらすじ!子役マッケナ・グレイスが気になる!

 

2017年11月23日に日本公開が決まった映画『ギフテッド/gifted』(20世紀フォックス映画配給)の内容に迫ってみたいと思います。

 

映画『キャプテン・アメリカ』で注目された肉体派とおぼしき俳優クリス・エヴァンスが、人情味あふれる役どころに挑んだ話題作ですね。

 

そして映画公開前から天才の呼び声高い子役、マッケンナ・グレイスの演技も気になるところです。

 

ってか、“ギフテッド”とは何を意味するのか・・・?

 

そんなこんなを映画の内容も含めてチェックしていきましょう。

 

 

ギフテッドが意味するものは何なのか?

この映画のタイトルを耳にしたとき、とっさに頭に浮かんだのがサム・ライミ監督によるサスペンス映画『ギフト』であります。

 

 

ケイト・ブランシェット演じる霊視能力を持つ女性のお話でしたが、今作『ギフテッド』も、もしかして・・・?

 

なんて思ったんですが、ぜぇ~んぜん別物でした。

 

 

今作で言う“ギフテッド(英: Gifted, Intellectual giftedness)”というのは、先天的に平均よりも著しく高い知的能力を持つ人を意味します。

 

アメリカの教育省は、1993年にギフテッドについて、

「ギフテッドとは、同世代の子供と比較して、並外れた成果を出せる程、突出した才能を持つ子供のことである」

と定義しているんですって。

 

ただし、その能力はあくまでも先天的にそなわった神経系素質であって、英才教育などによって後天的に育てられたそれとは異なります。

 

ちなみに“ギフテッド”の語源は贈り物を意味するギフトです。

つまり、天からの贈り物とも言うべき才能なわけですね。

 

そういう意味では先述のサム・ライミ監督作品のタイトルも同義ってことなんでしょう。

 

 

映画『ギフテッド』のキャストに注目

 

映画『ギフテッド/gifted』のメガホンを取ったのは、『(500)日のサマー』、『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督。

 

そして主演は、クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイスで、ジェニー・スレイト、リンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサーらが脇を固めます。

 

注目すべきはやっぱり主演の2人。

簡単にプロフィールをご紹介しましょう。

 

■クリス・エヴァンス(独身の叔父フランク役)

 

アメリカのマサチューセッツ州サドベリー出身。

1981年6月13日生まれの36歳(2017年11月現在)。

 

高校卒業後の2000年ごろから俳優としてのキャリアをスタート。

 

2004年の映画『セルラー』の主演で存在感を示し、2005年『ファンタスティック・フォー』のヒューマン・トーチ役で一気に注目を集めるようになります。

 

そして2011年『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でスターの仲間入りを果たします。

 

これらのシリーズ化ですっかり肉体派のイメージとなったクリス・エヴァンスですが、今作では情感豊かな役どころで、まったく別の魅力を見せてくれます。

 

■マッケナ・グレイス(天才少女メアリー役)

 

今作『ギフテッド』は、この女の子の存在なくして語れませんね。

 

アメリカのテキサス州出身。

2006年6月25日生まれの11歳(2017年11月現在)。

 

ロサンゼルスで家族との休暇を過ごしている中、オーディションを受けたことがきっかけでキャリアをスタートしています。

 

2013年のデビュー以降、家族とともにロサンゼルスへ移り住み、テレビドラマや映画に数多く出演しています。

 

今回のメアリー役には、かなり大掛かりなオーディションを勝ち抜いての起用だったと聞きました。

 

ふだんのマッケナ・グレイスのかなり賢い女の子みたいで、今作について語った内容からも感じさせます。

 

『ギフテッド/gifted』は家族についての映画です。

この映画は、家族の形、大きさ、色、信念について学ばせてくれます。

一日の終わりに、あなたを愛し、あなたを気にかけるのはあなたの家族であり、それが映画の背景にあるメッセージのようなものです。

 

天才子役が天才少女を演じる・・・なんだか妙にワクワクしちゃいます。

 

 

映画『ギフテッド』のストーリーは?

 

それでは、映画『ギフテッド』の内容に触れていこうと思います。

 

その前に、ちょっとトレーラー映像をご覧になって、雰囲気を想像してみてください♪

 

 

 

映画『ギフテッド』は、天性の才能を秘めた7歳の姪(と、猫のフレッド)、そして独身の叔父フランクをめぐるヒューマンドラマ。

 

生まれて間もなく母親を亡くしたメアリーは、母親の弟にあたる独身の叔父さんフランクに引き取られて育ちます。

 

生意気ざかりのメアリーと、猫のフレッド、フランクの3人(?)は、フロリダの小さな町で幸せな生活を送っていました。

 

“ごく普通に育ってほしい”そんな姉の思いを胸に、実の父親同然にメアリーに接するフランク。

 

そんなある日、学校の算数の授業中、先生から質問された、

「3+3は?」

に対して、

「そんなの6に決っているじゃない」

と答えるメアリー。

 

すると今度は、何桁もの意地悪な問題を提示されます。

ところがこれに安々と解答するメアリー・・・。

 

こんなことから、メアリーに特別な才能が備わっていることが明るみに出ます。

 

その才能に惚れ込んだ学校側は、奨学金を受けながら進学校で英才教育を受けることを勧めます。

 

それを知ってメアリーを数学の道に進ませたいと考える祖母のエベリン。

 

実はエベリンもまた数学の才能を持ちながらも、結婚を機にその道を離れた過去を持っていたのです。

 

しかし、それらを拒んで姉の意向どおりに普通に育てたいフランク。

 

自分が果たせなかった夢を孫に託したい祖母は、あろうことか、2人を引き離そうと裁判を起こし親権を争います。

 

そしてメアリーの親権は祖母の手に・・・。

果たして、今後のフランクとメアリーの絆は!?

 

 

とまぁ、ありがちなストーリーのような気もしますが、この手のヒューマンドラマは結末を知っちゃうと台無しです。

 

なので、あえてご紹介はここまで・・・。

あしからず、映画本編の方をお楽しみくださいませ!