今村岳司とは?西宮議会との対立や金髪ピアスにタトゥーの理由が気になる!

 

今村岳司市長 イメージ

出典:xdl.jp

 

 

兵庫県西宮市の今村岳司市長が、公の場で中高生時代のヤンチャな行為を披露したとして問題になっているようですね。

 

なんでも、教室のカギを盗んで授業を抜け出し、未成年に禁止されている「火のないところに煙を立てる」行為をしていたという経験談だそうな・・・。

 

これは11月27日に開かれた中高生対象のワークショップで「放課後や休日に学校以外でやってみたいこと」をテーマに討論会が催されたときのことです。

 

市の職員と西宮市内の中高生18人が参加していたそうです。

 

「『居場所がない』という人は、ほんとうにないのか、もういちど考えてほしい」

「居場所は自分で手に入れよう」

 

という趣旨のメッセージを伝える際に話した内容だそうですが、不謹慎だとして議会から問題視されているんですね。

 

批判に対して今村市長は、次のように語っているそうです。

 

「うそつきじゃない大人がいることを伝えたかった」

「キレイゴトは中高生を子ども扱いし、敬意を欠いている」

 

なかなか面白い持論であります。

 

しかしながら、発言の撤回と謝罪を求める決議案が議会運営委員会に提出されるなどの流れになり、今後の動向が注目されています。

 

実は今村市長ってば、これまでにも数々の問題(?)を起こしており、議会の全会派を敵に回す状況になっているんだとか・・・。

 

かなり興味深い人物だと思ったんで、あれこれ調べてみることにしました♪

 

 

今村岳司市長のプロフィールは?決議案提出の経緯は?

まず、ウィキペディア先生に今村市長のプロフィールを伺いました。

 

ざっくりまとめると次のようになります。

 

名前: 今村 岳司(いまむら たけし)
生年月日: 1972年11月28日 44歳(2016年12月現在)
出身地: 兵庫県西宮市
学歴: 京都大学法学部卒業
職業: 西宮市議会議員(4期)を経て、現西宮市長
所属政党: 無所属

 

ご家族の情報は見当たらず、結婚やお子さんに関することも判然としません。

 

それにしても高学歴ですよね。

うわさに聞く破天荒ぶりとはイメージが異なります。

 

今回の騒動について、今村市長が語ったとされる問題発言は次のような内容です。

 

(中高生時代の)私に必要な居場所は、授業を抜け出して楽器がひけるところだった。

教室の合鍵を作り、面白くない授業を抜け出して、た〇こを吸い、マージャンをした。

見回りのガードマンにはエロ本やお酒を渡して味方に付けた。

居場所は自分で手に入れよう。

引用元:headlines.yahoo.co.jp ※一部抜粋

 

これに対して12月8日の西宮市議会本会議で、とある女性議員が「市長が公の場で話すことではない」として追及しました。

 

ところが今村市長ってば、自身のブログで次のような趣旨のことを言い返しています。

 

私はこれを聞いて思いました。
80年代ロックのビデオ、ピンクのダサいスーツに黒縁眼鏡で「お下品ザマス!」って言っている女教師みたいなことを言うなぁ…

引用元:xdl.jp

 

いやぁ~実に面白い♪

私は今村市長のブログ記事を読んで笑ってしまいました。

 

言っていることに裏表がなく、ほとんど正論だとも思いました。

自信家だし、熱い志も感じられます。

 

ただ・・・、口にする言葉が子供っぽいためか、お堅い連中には受け入れにくい部分があるような気がします。

 

でもその言葉には頷きたくなることばかり・・・♪

 

ルールに締めつけられながら思春期を迎える微妙な中高生の心理を理解しているし、報道が切り貼りしているよりはるかに深い意見を語っています。

 

中高生はオハナバタケなキレイゴトを吐くオトナにうんざりしています。一般的に。
そしてさらに改めて「市役所」がメッセージを発するときにキレイゴトを言うなんて、
ほんとうにナンセンスです。

引用元:xdl.jp

 

本気で子供たちに向き合っていなければ、こんなことは言えないように思うんですがね・・・。

 

 

今村岳司市長のタトゥーや金髪ピアスとは?議会を敵にまわした背景は?

今村市長は、26歳で市議会議員選挙に初当選(トップ当選)を果たした1999年、市議会の初日に金髪(茶髪?)&ピアスにヒゲ面という格好で現れました。

 

その理由については、次のような気持ちからだったそうです。

 

「政治の業界には…若いやつが政治に目を向けたくなるような同世代のヒーローがいない。じゃ、おれが興味の対象になってやろう」

引用元:Wikipedia

 

また、たびたび話題になる今村市長のタトゥーについては、想像するようなおどろおどろしいものではないそうで、次のような話がありました。

 

「西宮」の文字を半分にしたものを腕にしていた。
「未完成な西宮を自分の手で健全なものにする」
という彼なりの決意表明だった。
ただ、それも、彼が市長選に立候補すると決めた約2年前に、
「市長にふさわしい人間になるため」
という理由で消している。
いずれも彼なりの西宮への純粋な想い故である。

引用元:chiebukuro.yahoo.co.jp ※一部編集

 

今村市長は大学卒業後にリクルートに就職していますが、面接の場で「政治家になるから時期が来たら辞める」と明言していたと言われています。

 

これらのエピソードが事実ならば、西宮に対する並々ならぬ思いが感じられます。

 

そんな今村市長は、かつて市の広報誌上で、

 

「政治家は『国民の代表』ではなく、『投票した人』の代表に過ぎない」

 

と話したとして、市議会議員から、

 

「広報を私物化している」

「市長個人の考えが公的な意見と誤解される」

 

などと批判された過去があります。

それでも発言を撤回しませんでした。

 

また、阪神淡路大震災で自宅を焼失した経験のある今村市長は、東日本大震災に際し、自身のブログで「ボランティアは不要だ」とする趣旨のことを述べて議論を呼びました。

 

実に的を射た意見のように思われるのですが、私のような者が適当に抜粋することで誤った伝わり方をするのは避けたいと思います。

 

なので、興味のある方はぜひ、ブログ本文をお読みになってください。

 

今村岳司市長の公式ブログ」にある「 2011-03-13」付の記事です。

 

 

さて、今回の西宮に限らず、議会を構成する議員という立場の人たちが、変化を嫌う様子が想像できます。

 

ことを荒立てたり変わったことをされると、安穏と暮らしてきた自分たちの生活が脅かされるとでも思っているんでしょうか。

 

何か面倒が起きると、やれ議会軽視だ、やれ政治の素人だ、やれ政治姿勢に問題がある、やれ他社を理解して共感するセンスに欠けている、やれ信頼関係を築けない・・・。

 

つまり、自分たちにとって都合の悪い相手には難くせつけて突き放そうという魂胆なんでしょうね。

 

だから「改革」という言葉に過敏に反応するんじゃないかな・・・。

「このままでいいじゃ~ん、斬り込んでくれるなよぉ~」

って。

 

これじゃどれだけ年月が経ったって、政治が良くなるはずもないですよね。

 

自分さえよければイイって人ばかりが政治を行っているんでは、庶民の生活は二の次三の次でしょうよ。

 

少々口が悪かろうと本気で世の中を良くしたいと思っている人の言葉尻を捕らえて批判し、自分たちに都合の悪い人間は排除しにかかる輩・・・。

 

そんな状況に嫌気がさしたから今村市長のような人物が当選したんじゃないのかなぁ~・・・。

 

今村市長の人物像も含め、かなり希望的な憶測をもって、今後の行方を注視していきたいと思います。

 

【参考】Yahoo!ニュース Twitter Wikipedia