今朝の秋晴れがウソだったかのように、静岡県の午後の空は曇天模様・・・。
まるで今の私の心境を代弁してくれているみたいであります。
って言うのも、ことの真偽はともかく、報道によって今井尚哉(いまい たかや)氏という総理大臣首席秘書官の存在を知ってしまったから・・・。
一般庶民としての素朴な疑問なんですが、我々のお財布事情に直接影響する税金ばかりが値上げされ、企業の法人税は下がる一方の現状って、どう思われますか?
法人税をちょちょいと上げれば、税収問題なんてサクッと片付くような気がしちゃうんですがね・・・。
でも・・・今井氏の存在を知ったことで、大企業にばかり甘いアベノミクスのからくりが理解できちゃった気がするんです。
と同時に絶望・・・って感じ。
法人税ばかり下げられて我々庶民の生活にダイレクトに響く税金は上がる一方!
その謎、というか理由、いや裏事情がこんなところにあったとは・・・!
安倍首相も結局は利権まみれってのが露骨に判っちゃったかっこうですな。
ってか、今井尚哉首席秘書官って何者なんだよ!?
ヾ(*`Д´*)ノ”彡
今井尚哉首席秘書官のプロフィールは?
えぇ~、今井尚哉氏というのは、「安倍総理の懐刀」なんて呼ばれる総理首席秘書官であります。
ところがその正体は、秘書官という立場をはるかに超えて、菅義偉官房長官と肩を並べるかそれ以上の本当の「影の総理」だと指摘する向きがあるんですと!
いったいどんな素性の持ち主なんだよ!? ってことで調べてみたところ、おおよそのプロフィールは下記のごとくであります。
生まれ: 1958年8月 58歳(2016年11月現在)
出身地: 栃木県
学歴: 東京大学法学部卒業
職業: 内閣総理大臣首席秘書官
今井氏の経歴を整理すると次のようになります。
2003年 日本機械輸出組合ブラッセル事務所所長
2006年 内閣官房内閣総理大臣秘書官
2008年 経済産業省大臣官房総務課課長
2008年 経済産業省大臣官房政策審議室室長
2011年 資源エネルギー庁次長
2012年 内閣官房内閣総理大臣秘書官
そして何といっても今井氏のバックボーンとなるのが2人の叔父の存在であります。
・今井善衛(いまい ぜんえい)氏
元通商産業省事務次官で、城山三郎氏の小説「官僚たちの夏」の主人公のモデルとも言われる。
・今井敬(いまい たかし)氏
元経団連(経済団体連合会)の会長(第9代)で、現在は名誉会長として君臨。日本テレビの役員や日本国際フォーラム会長など、多くの肩書を持つ。
これらの叔父の存在から、今井氏本人も当初からサラブレッドとしてもてはやされたと言います。
さらに・・・
今井善衛氏の奥方は、実業家にして相場師、山種証券の創業者でもある山崎種二(やまざき たねじ)氏の娘さんなんです。
で、山崎種二氏の三男が安倍総理の昭恵夫人の叔母と結婚しているんです。
つまり、今井家と安倍家は縁戚関係にあるってことなんですね!
ここまで聞いただけでも、なんとなく怪しい空気が漂ってくるじゃありませんか・・・。
今井尚哉秘書官は安倍総理の何なのさ!?
首席秘書官の仕事は、各省から派遣される5人の事務秘書官を束ねることだそうです。
ジャーナリストの森功氏によれば、次のようにも語られています。
首席秘書官の役割は総理が何を任せるかによって異なる。
今井氏はホワイトハウスの大統領補佐官に近く、総理の政策アドバイザーとして経済財政政策から外交、解散・総選挙のタイミングまでシナリオを書いている。引用元:livedoor news
さらに気になるのが、これに続く次のコメントであります・・・。
安倍晋三総理の側にいて実際に舵を握っている『本当の影の総理』は、いまや菅官房長官ではなく、今井秘書官といってもいい。
引用元:livedoor news
メディアによっては、
「安倍総理は操り人形で、日本の未来を舵取りしているのは今井氏。非常に危険な人物だ」
とまで言っているんです・・・。
今では今井氏を通さないと安倍総理への面会もできないほどの存在だそうですよ。
しかも、大臣、閣僚クラスの人でさえ同じ扱いだそうで、誰もが今井氏に一目置いているとされています。
また、政局対応、官邸広報、国会運営といった、あらゆる分野の戦略を総理の耳元で囁くそうで、その影響力は計り知れないとまで言われています。
しかも、自身1人が安倍総理の前に立ちはだかっている状態なので、その一存で情報を耳に入れるも入れないも自由だと言うんですね。
では、どうして今井氏がこれほどまでに安倍総理の信頼を得るに至ったのか?
とある政府情報筋として次のような説明がありました・・・。
元経団連会長の今井敬氏と元通産事務次官の今井善衛氏を叔父にもつ今井氏ですから、もともと財界との太いパイプがありました。
安倍総理がまず目論んだのは、今井氏を介して財界をバックにつけることでの票集めでしょう。
(ただし)財界をバックにつけるとなれば、そのツケとして、財界にとって得になる政策を打ち出さねばならなりません。
その結果、人事、法案、アベノミクス・・・これらすべてが、今井氏中心のもと、財界が得をする(=後押ししてくれる)シナリオが形成されていきました。引用元:tocana.jp ※一部修正
これが事実とすれば明らかな利権絡み・・・。
アベノミクスが庶民そっちのけで大企業に尻尾を振る理由も判るってもんですわ。
その結果、今井氏のような一秘書官に操られているとすれば、なんとも情けない話じゃないですか・・・。
ってか、利害が一致しちゃっている以上、安倍さん側には操られている実感すらないかもしれないですね。
やっぱりこれが現代民主主義&資本主義の本質、正体ってことなんでしょうかね・・・よく知らんけど・・・。
今さらどうにもならないんでしょうね・・・けっこう悲しい現実・・・。
ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ
【参考】livedoorニュース Wikipedia