デッド・オア・アライブのヴォーカル、ピート・バーンズが亡くなりました・・・。
享年57・・・心不全だったと言うけど、伏線はあったみたい。
私が上京した1986年、新宿にあったレストラン・カフェ・バーでアルバイトをしていたんですが、常に彼らのビデオクリップと楽曲が流されていたものです。
後のユーロビートの行方を決定づけるかのような存在感に満ちたルックスと歌声・・・。
当時、60年代サイケデリックやハードロックを愛聴していた私でさえ、一時はその楽曲に魅せられたのを思い出します。
彼が整形に依存するようになって、まるで別人のように変貌したのにはビックリしたものですが、あの端正なルックスでありながらコンプレックスを抱いていたとは・・・。
ショッキングなピート・バーンズの整形画像
もうさんざんあっちこっちで目撃したかもしれませんが、ピート・バーンズの豹変ぶりを確認してみましょう・・・。
まずは整形前のご尊顔であります。
めちゃめちゃカッコいいです。
少年時代も美少年だったと言いますが、そりゃそうでしょうよ。
ところがご自身はその顔にコンプレックスを抱いていたそうです。
少年時代から顔に絵の具を塗ったり化粧したりして、気を紛らわせていたんだとか・・・。
パフォーマンスからも想像できるように、彼は中性的、というより女性的な人物だったみたい・・・。
例えば、私などからすれば魅力的で羨ましいくらいな鼻。
これが男性的すぎて嫌だったとかで、スッとした美しい鼻を手に入れたかったと言います。
初めて美容整形に手を出したのが24歳の頃だったそうですが、これが失敗したそうな・・・。
当時は1985年だと言うから、デッド・オア・アライブとしてブレークした頃にはすでに整形していたってことになります。
その後は整形に依存する形になって、億単位のお金を費やすことになったと言われています。
そしてこんな状態に・・・!
何かの間違いでは? って言いたいくらい別人ですね・・・。
芸能活動にも復帰していたそうですが、ご本人はこの顔に満足していたんでしょうか?
うぅ~む・・・実にもったいないと思ってしまうんですが・・・。
ちなみに私が19歳の頃、バイト先で毎日目にしていたビデオクリップがこちらです。
Dead Or Alive – You Spin Me Round (Like a Record)
現代のPVとは比べ物にならない作りだけど、ピートの存在だけで引き付けられるくらいのパワーを持っています。
しっかし、懐かしいなぁ~・・・。
ピート・バーンズの心不全は整形と無関係ではない?
心不全だったと報道されている今回の訃報ですが、どうやら伏線があったようです。
彼の異様にふくらんだ頬や唇にはジェルが入れられていると言います。
そのジェルが血液中に入り込んで腎臓の血管を詰まらせ、腎不全や腸の生涯、そして失明の危機にさえ陥ったそうです。
これらの状況が心臓に負担をかけていた可能性はあるんじゃないかなって思うわけです。
私なんぞには分からない心の葛藤があったんだろうとは思います。
それにしても、もったいない・・・。
あれほどのアーティストが57歳で亡くなるなんて・・・。
合掌。
【参考】Yahoo!ニュース Twitter