9月20日未明、横浜市神奈川区の大口病院で点滴に「界面活性剤」が混入され、入院患者の八巻信雄さん(88)が亡くなった事件・・・。
不気味ですね・・・かなりヤバい人物が野放しになっている気配です!
って言うのも、八巻さんの点滴に「界面活性剤」が混入された経緯が徐々に明らかになってきて、関係者による内部犯行の可能性が高そうだからです。
大口病院では、過去に病死とされた同じようなケースの事案が複数あるそうな・・・。
これ以上の被害者が出ないうちに、早い真相究明が待たれます。
界面活性剤とは?
この事件が報道されてからしばらくの間、点滴に混入されたものをずっと「異物」と表現していましたよね。
それがいったいどんな物質なのか気になっていたんです。
でも、それを公表すると模倣犯が出てくる可能性もあるし、マスコミが自主規制しているのかと思っていました。
でもここに来て「界面活性剤」であったことが発表され、
「なんだよ、マジで判明していなかっただけか!」
と複雑な心境になりました・・・。
で、この「界面活性剤」とやらが何かと言うと、次のような解説を見つけました。
界面活性剤は、界面(物質の境の面)に作用して、性質を変化させる物質の総称です。構造としては、1つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の2つの部分を持っています。この構造が、本来、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きをするのです。代表的なものに石鹸(脂肪酸塩)があります。また、洗剤の他にも、医薬品、化粧品、食品などの成分としても広く使われています。
シャンプーやらボディーソープやら、我々の生活に馴染みのあるあれやこれやに使われている物質だったんですね。
で、これが血管内に入るとどうなるかって言うと、血管や細胞、臓器などに影響して中毒症状を引き起こす可能性が高いそうな・・・。
物質の濃度によっては命にかかわることもあると言います。
八巻さんの点滴が「泡立っていた」という話がありますが、かなりの濃度の「界面活性剤」が混入されていたってことなんでしょうね・・・。
大口病院の点滴「界面活性剤」混入の犯人像は?
この事件の最新情報を見て、いやぁ~な感じを受けました・・・。
警察は、現場の状況から、混入が行われたのは、八巻さんに点滴を始める前で、容器下部のゴム栓から、注射器のようなもので注入した可能性が高いとみている。
引用元:Yahoo!ニュース
こんなことができるとすれば、病院関係者か搬入業者、あるいは製造に関わっている人物くらいしか思い浮かびません・・・。
( ̄▽ ̄;).。oO
すると、事件のあった横浜市の医療安全課によれば、大口病院でたびたびトラブルが起こっていたようなんです。
同課へ匿名で寄せられた情報というのが次のようなものです。
7月上旬と8月中旬の2回、トラブルが相次いでいるとの情報提供が匿名であった。「職員のエプロンが切り裂かれた」「飲み物に漂白剤とみられる異物が混入し、看護師の唇がただれた」という内容で、メールで送られてきた・・・
引用元:livedoorニュース
これを受けて横浜市は、9月2日の病院への立ち入り検査で聞き取り調査を行い事実を確認。
再発防止を求めたものの、警察へは届けていなかったそうです・・・。
大口病院でのトラブルはこれだけではないようで、関係者を名乗る人物が県警神奈川署に数回もの相談をしていることも明らかになっています。
いずれのトラブルもナースステーション内で起きているみたいで、6月にはカルテが何者かに盗まれる問題も発覚していると言います。
ところがこれまた警察には届けていないと・・・。
大口病院の高橋院長によれば、とくに犯人捜しもしていないと・・・。
病院関係者の間だけの嫌がらせ、くらいに思い込んでいたんでしょうか?
看護師の唇がただれるという身体的な被害があったというのに・・・?
(´・ω・`).。oO
これだけの情報が集まれば、誰だって内部関係者の犯行を想像しますよね。
おそらくそうだろうし、犯人が割り出されるのは時間の問題だとは思います。
ですが、病院側の危機管理体制も厳しく問われるべきではないですかね・・・。
自分の立場を悪用した卑劣な犯罪者は、とっとと始末してほしいと願います。
【参考】Yahoo!ニュース livedoorニュース
【おすすめ関連記事】大口病院点滴死が大事件の可能性!呪われた4階で7月から50人?