内川たまき行方不明はインサイドの架空広告!カリギュラの宣伝に波紋

 

今日は良い天気だったんで早起きしてネット検索しております。

 

そしたら、「内川たまき」って名のフリーライターが音信不通になっているって言って、所在確認の情報を募っているサイトが波紋を広げているそうな・・・。

 

ゲーム情報サイトの「インサイド」ってところなんですが、これがどうやら自作自演の架空広告だったみたいなんですね。

 

で、これについて問題視する方が、Yahoo!ニュースに記事をアップしているんですよ。

 

私はゲームに疎いんでよく知らないんですが、ちょいちょい問題が提起される「ノンクレジット広告」にも関係しているみたいなんで注目してみたんですが・・・。

 

 

インサイドによる「内川たまき」騒動の概要

ちょっとまだ状況が飲み込めないと思うんですけど、疎いなりに少しずつ説明していきますね♪

 

まず、ゲーム情報サイト「インサイド」に掲載された本文がこちらです。

 

【お知らせ】フリーライター内川たまき氏と連絡可能な方を探しています
2016年6月1日(水) 00時00分

いつもインサイドをご覧頂きありがとうございます。弊誌で記事を寄稿しているフリーライターの内川たまき氏との連絡が取れない状況が続いており、お知らせとして本稿を掲載しています。連絡可能な方がいらっしゃいましたら、担当編集者が探している旨をお伝え頂けますと幸いです。

内川氏とは4月中旬に届いた「【特集】精神障害を歌うRPG『カリギュラ』の楽曲に迫る ― 歌詞がざわめきへと変わり、心をえぐる」という原稿の送付メール以降連絡が取れておらず、同記事では「“楽曲に共感して異世界へと導かれる”という設定には非常に説得力がある。日常でも同じようなことが起きていてもおかしくない。」「仕事から解放されつつある今も変わらないペースで聴き続けている。」と意味深な記述をしていました。

また掲載されている記事は編集後のものですが、編集前の原稿には『カリギュラ』の世界観や楽曲に対する過剰な記述が多く見られるため、編集部では同作に関連した場所なども調査しています。

何かご存知の方がいらっしゃいましたら、編集部までご連絡ください。

(Article written by 編集部)

出典:最速ゲーム情報メディア インサイド

 

ここに出てくる「カリギュラ」ってのは、FuRyu(フリュー)が手掛けるPlayStationVITA用の新作RPGのことですね。

 

で、このゲームについて記事を投稿していた「内川たまき」なるフリーライターが音信不通になっちゃったと・・・。

 

なので、連絡を取れる人がいたら協力してほしいと・・・。

(´・ω・`).。oO

 

本文の内容からすると、ゲームの世界観から何らかの影響を受けた内川氏が、意味深な言葉を残して行方をくらました・・・ってことみたいです。

 

何となく演出っぽい印象を受ける内容だし、見る人が見れば、

「ゲームの宣伝用の企画かな?」

くらいにピ~ンと来るかもしれませんね。

 

でも、中には「マジかよ!」って言って、「内川たまき」なるフリーライターについて調べたりする人もいるわけです。

私みたいに・・・ ( ̄▽ ̄;).。oO

 

そんな感じで騒動が広がったのを見て、「ヤバい!」って思ったんでしょう、インサイドは次のような謝罪文を追記しています。

 

【お詫び】本稿は「Caligula -カリギュラ-」の企画記事として、弊誌が独自に作成したものであり、内川たまきというライターは実在しません。一部のお客様に誤解を与え、ご不快に思われる表現がありましたことをお詫び申し上げます。

 

この謝罪文は、サイトだけでなくTwitterからも配信されています。

 

 

つまり、さっきの「内川たまき」なるフリーライターの行方不明って記事は、まったくの架空ですって認めたわけです。

 

「内川たまき」は実在しないんだから、そりゃいく検索したって情報ないわけですわ・・・。

 

「あぁ~、やっぱりね」って思った人も多いんだろうけど、紛らわしい「お知らせ」であったのは間違いないですね。

(  ̄っ ̄)・・・

 

じゃ、何のためにこんな架空の記事を書いたのかって話なんですが、どうやら「カリギュラ」の宣伝が目的だったみたい・・・。

 

宣伝することで発売元から「インサイド」にどのような形で報酬が入るのか、その仕組みは分かりませんけど・・・。

 

で、ここに問題があると言われているのが、広告のための文章であるにも関わらず、「広告」、「PR」といった識別用のクレジットが添えられていないことなんですよ。

 

さらに、発売元のFuRyuにも無断でやっていたとすれば、もっと話がこじれちゃうかも・・・。

 

 

 

ネット上には大きな問題点を指摘する投稿も・・・

今回、この問題をYahoo!ニュースに投稿していた方のご意見を、私なりにまとめると次のような感じです。

 

・公式サイト・SNS双方の告知ともに、宣伝・架空である旨の表記が無い

・本気にしたユーザーが行方不明情報を拡散したらどうする?
(個人と違い社会的信用のある企業が流す情報は信用されやすい)

・社会的信用を持つべき企業が扱うべき手法ではない

・人の安否をネタにして、第三者の善意を悪用している

・ネットの信頼性を損なう事案になる恐れがある

 

この方、

 

どうして社会的信用を投げ打ってまで偽告知を用いた宣伝に出たのか理解に苦しむ

 

ともおっしゃっていて、これがきっかけでネットに対する信頼が損なわれれば、自爆行為じゃないか!って指摘されています。

w( ̄o ̄)w オオー!

 

まったくもっておっしゃるとおりで、私も自らを見直す必要があるとさえ考えさせられちゃいました。

 

ほら、ご覧のように、このブログにも広告が貼られていますからね・・・。

σ(*´∀`;)

 

この方はTwitterでも鋭い指摘をされていますんで、参考までにご紹介しておきたいと思いますよ♪

 

 

 

 

 

今回の一連の騒動を受けて、ゲーマーの方の中には「カリギュラ」の購入自体を控えよう、あるいはキャンセルしちゃおうと言う人も見られました。

 

 

宣伝のつもりが本末転倒・・・人の購買意欲ってのはデリケートなものなんですよ。

 

いくら欲しいと思っていた商品だって、ケチの付き様によっては冷めちゃうんですって。

 

エイプリルフールばりのユーモアのつもりだったかも知れませんけど、ちょっと失敗しちゃいましたかねぇ~・・・。

|ω・).。oO

 

【参考】Yahoo!ニュース Twitter