サウナで整うのが危ないと言われるのは何故?死亡事故も起きてるって本当?

近年よく騒がれているサウナブーム。ただ、サウナで整うのは危ないという声も見られています。

今回はサウナで整うのが危ないと言われる理由について紹介しますよ。

「整う」とは?

まずはサウナで「整う」というのがどういう行為、状態を指すのかを説明します。

整うとは、一般的にサウナと水風呂、そして休息を繰り返し行うことで体がスッキリして脳が冴えわたるような状態になることを指します。「体は落ち着いているのに脳は冴えていて気分がいい状態」を「整う」と称しているのですね。

整っている時の感覚は「天国にいるような感じ」「頭がフワッと開く感じ」「体毛が全て立ち上がる感じ」などと言い表す人も多いですね。

なぜ「整う」のか

サウナで体を温めると体が興奮状態となり、その後水風呂で体を冷やすと体の興奮は鎮静するものの、頭は興奮した状態が続きます。

サウナと水風呂を利用すると、最初は交感神経が優位に働くものの、休憩を挟みながらサウナと水風呂を繰り返していくと今度は副交感神経が優位になっていきます。

副交感神経が優位となると「β‐エンドルフィン」「オキシトシン」「セロトニン」といったホルモンが分泌され、この3つのホルモンによって「整う」という感覚になるのですね。

サウナで整うのは危険?

先述の3つのホルモンは「脳内麻薬」とも呼ばれ、鎮痛作用や不安軽減作用、多幸感、精神安定、ストレス緩和などの効果をもたらしてくれると言われています。

ならばサウナで整うのは健康にいいのではないか、とも思うのですが、一方で「サウナ で整う のは危ない」と主張する人もいるのですね。

なぜサウナで整うのが危ないと言われているのでしょうか。

サウナからの水風呂は体に大きな負担をかける

サウナでは熱によって血管が拡張され、血流が良くなります。この時、一時的に血圧は低くなりますよ。その状態で水風呂に入ると、血管は一気に収縮、高血圧となってしまいます。低血圧から高血圧への急激な変動は体に大きな負担をかけるのですね。

そういった事情を知らずとも、体が熱くなった状態で水風呂に入るという行為、馴染みのない人にとっては想像しただけで心臓がキュッとしますよね。サウナの後の水風呂が体に負担をかけるということは理解しておくべきことでしょう。

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サウナでの死亡事故は?

サウナ利用者が亡くなってしまった事例も過去にはあります。とはいえ、サウナが直接の原因となって命を落とすまでいく事例は、サウナの使い方が相当まずい例がほとんどですね。

ロシアでは「熱いサウナにどのぐらい耐えられるか」という大会を開き、選手が死亡してしまったという事例があります。ブラジルでは格闘家が急を要する減量のためにサウナを利用、度が過ぎるほどの長時間サウナを利用して、結果亡くなってしまったそうです。

日本では、酒に酔った状態でサウナを利用した男性二人がサウナの中で倒れ、死亡したという事例がありましたよ。

どれも整うことの危険性を直接示す事例ではないように思えます。ただ、整うことによる健康被害が後々になって尾を引く可能性もあるので注意が必要です。

何事もやりすぎは禁物

サウナ自体も長く入りすぎたり温度を高くしすぎたりすると危険を伴います。あまり長くサウナには入らないようにする、水風呂の時間も極めて短くして体の芯まで冷え切らないようにする、水風呂は使用せずにサウナだけを利用するなど、安全に利用するための工夫が大事ですよ。

勿論サウナは適切に使えば健康効果が期待できるものでもあります。健康に良いものでも度が過ぎれば危ないというのは、何事にも共通することですよね。正しいサウナの使い方を学んで、素敵なサウナライフを送りましょう。

最後に

今回はサウナで整うのが危ないと言われている理由について紹介しました。

定期的にブームが来るサウナですが、苦手な人は苦手ですよね。人それぞれに適したサウナへの向き合い方があるのでしょう。