ためしてガッテン式!シャツの黄ばみ取りの方法と手順の決定版!

 

「あの白さがよみがえる!シャツの黄ばみ一発解消SP」と題して放送された2017年11月1日のNHK「ためしてガッテン」。

 

家事をしたことがあるなら誰もが経験するであろう、シャツの襟にこびりついたしつこい黄ばみ・・・。

洗っても洗ってもスッキリ落ちないし、だんだん濃くなっていくような感じでモヤモヤさせられますよね。

 

ところがこれを、家庭にある“アレ”を使って、見事に解消しようという今回の企画。

ストレス解消にもなりそうなんで、忘れないうちにメモしておきますよ♪

 

 

衣類の黄ばみの原因は?

衣類の黄ばみって主に襟元や袖口に現れやすいものですよね。

 

とくに白いシャツなんかすごく目立つから、洗濯するたびに気になるし、しばらくぶりに着るときなんてイヤぁ~な気分にさせられます。

 

あの憎たらしい黄ばみの原因は、繊維の奥に残った皮脂なんです。

これが酸化することで黄ばみになるんですね。

 

自分で洗濯しても落ちないからってクリーニングに出したとしても、しばら放置しておいたらまた黄ばんできたりして・・・。

 

 

前者の場合、家庭で使う洗濯洗剤や漂白剤では、人の脂を完全には落としきれず、汚れの2割~4割が繊維の中に残ってしまいます。

 

着用&洗濯を繰り返すうちに皮脂汚れが蓄積して酸化・・・。

 

とくに湿度や温度の高い環境では、洗濯しても4日後くらいには黄ばんできちゃいます。

 

 

後者の場合、ドライクリーニングを行なった際に黄ばみが再出することがあります。

 

ドライクリーニングに使われる有機溶剤は皮脂を落とすことには秀でていても、水溶性タンパク質までは落としきれません。

 

これが酸化するとやっぱり黄ばむことになるんですね。

 

 

『ためしてガッテン』式の洗濯で黄ばみを解消する方法

それでは、「ためしてガッテン」で紹介された、黄ばみを自宅の洗濯でスッキリ落とす方法をご紹介します。

 

【用意するもの】

・台所用洗剤(濃縮タイプ)・・・大さじ1(通常タイプの場合は大さじ2)

・酸素系漂白剤(粉末タイプ)・・大さじ半分

・水・・・・・・・・・・・・・・大さじ2

・洗濯洗剤・・・・・・・・・・・適量

・歯ブラシ・・・・・・・・・・・柔らかめ1本

※ 用量を守って使いましょう♪

 

台所用洗剤というのがミソですね。

手順としては下記のようになります。

 

1.台所用洗剤と酸素系漂白剤、水を混ぜ、軽く泡立つまでかき混ぜる

2.黄ばんだ部分に、スプーンを使ってまき・・・

3.歯ブラシを使って塗り込み・・・

4.1分を目安に置いておく

5.洗濯洗剤を使って、通常どおりに洗濯を行う

 

・歯ブラシで塗り込んだ後に置いておく時間は、黄ばみの程度に合わせて各自調整してみましょう。

・すすぎは十分に行いましょう。

・研磨剤入りの洗剤を使用するのはオススメじゃないそうです。

・台所用洗剤の種類によって効果に違いが出ると考えられます。

・ウール、シルク、金属繊維の衣類には、粉末タイプの漂白剤は使えません。「使用上の注意」を確認の上、液体タイプを使いましょう。

・洗剤液の作り置きはNGです。密閉容器に保存すると破裂する恐れがあります!

 

さて、この方法で襟元や袖口の黄ばみは解消♪

 

毎回これを行う必要はなく、ふだんは通常の洗濯で洗い、3ヶ月程度に1回はこの方法を使うくらいでOKです。

 

衣替えなどで長期間放置する前後にも行えばよりベターですね。

 

 

では、黄ばみが全体に広がっている場合にはどうすればいいのでしょうか!?

 

実は、上記の方法を応用すれば、キレイに洗い上げることができるんです。

 

1.上記で作った洗剤液(台所用洗剤+酸素生漂白剤+水)を、2リットルのお湯に溶きます。

2.これに衣類を10分程度つけ込みます。

3.“つけ込んだ洗剤液ごと”、洗濯機に入れ、洗濯用洗剤でいつもどおりに洗濯します。

 

以上が「ためしてガッテン」で紹介された黄ばみの解消方法です。

 

どうしても上手くいかない場合は、クリーニング店に持って行き、「ドライクリーニング」と「水洗い」の両方を依頼するか、店員さんに相談してみるとイイそうですよ。