来日していた国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長の提言により、来月11月にも実施される見込みの4者協議・・・。
IOCから参加するコーツ副会長がキーマンとされ、その経歴や人物像に注目が集まっているんだそうな・・・。
バッハ会長の懐刀とも右腕とも噂され、来日中も常にかたわらに存在しました。
実はこのコーツ副会長こそが東京オリンピックに関する巨大な権限を有するとされ、その意向が五輪の方向性を左右すると言われています。
そして今日、早めの昼食をとりながらテレビ朝日「ワイドスクランブル」を観ていると、コーツ副会長の独占インタビューを放送しているじゃありませんか。
断定的な言い方こそ避けてはいたものの、とるべき舵の方向は決まっている様子にも見られました。
コーツ副会長・・・いったいどういう経歴の持ち主なんでしょうか?
IOCコーツ副会長のプロフィール&経歴をチェック
早速ですが、コーツ副会長のプロフィールをまとめてみました♪
生年月日: 1950年5月7日 66歳(2016年10月現在)
出身: オーストラリア
肩書:
国際オリンピック委員会(IOC)副会長
オーストラリアオリンピック委員会(AOC)会長
2020年夏季オリンピック・パラリンピックIOC調整委員会委員長
スポーツ仲裁国際理事会(ICAS)会長
弁護士(シドニー大学にて法学士を修得)
コーツ副会長の本職(?)は弁護士・・・トーマス・バッハ会長も弁護士でしたよね。
やっぱり頭イイんだろうなぁ~・・・。
上記の肩書以外にも、オーストラリアボート協議会会長、世界ボート連盟理事、オーストラリアのオリンピック財団の理事長などなど、ホントにすごいキャリアの持ち主のようです。
自身はボート競技のコックス(舵手)として活躍した元アスリートで、今話題の海の森水上競技場見直し問題にも切り込んで来そうですね。
コーツ副会長の東京オリンピック開催に対する見解は?
東京オリンピックについて大きな権限を持つというコーツ副会長・・・。
準備状況を監督する立場にある調整委員会のトップに立つ人物であります。
バッハ会長よりも強い影響力を持っていると言われているんですね。
この方の東京オリンピックに対する考え方はどのようなものなんでしょうか?
気になるテレビ朝日の独占インタビューによれば、おおよそ次のような回答をしています。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”コーツ副会長”]オリンピック憲章には「選手村は1カ所になければならない」とされている[/speech_bubble]
そして、オリンピックでは選手が最優先であると主張するコーツ副会長は、現在海の森か長沼かと議論されているボートカヌー競技場についても言及しています。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”コーツ副会長”]東京が開催地に選ばれたのはボートカヌー競技場に海の森を選択していたことが要因。
入札後に変更するのは五輪誘致競争に勝った後にルールを変えてしまうことになり好ましくない。[/speech_bubble]
さらに、一部の選手が海の森が海水であることに抵抗感を示している点について、次のように語ります。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”コーツ副会長”]海水がダメなんておかしな話。
私が所属するボートクラブは海水だし、シドニーにあるボートクラブはすべて海水だよ。[/speech_bubble]
こりゃどうやら、海の森に決定! って雰囲気ですね。
選手村もひとつだけだとオリンピック憲章に定められているなら、もうどうしようもないでしょ?
私としては、森喜朗氏や内田茂氏といった連中が絡む利権構造をぶっ壊してくれれば、どう決着しようとイイんです。
海の森にしても、小池さんが疑問を呈したら200億円近くも安くできるなんて言い出しちゃって、
「じゃ、最初からそう言えよ!!」
って思うような話が多すぎるもん。
バッハ会長もコーツ副会長も、森氏、小池氏、政府、IOC、それぞれがハッピーになれる提案をしてくれていると言います。
それはそれで良しとして、小池さんが問題視しなければバカみたいに意味なく高い五輪予算がそのままになっていた可能性が高いわけです。
同じ権力者でも、日本の悪い奴らはバッハ会長やコーツ副会長を見習ってほしいと思いますよ。
よく知らんけど・・・。
【参考】Yahoo!ニュース Twitter