オリンピックたけなわの現在、リオデジャネイロは多くの人でにぎわっている様子ですね。
日本選手も体操、水泳、柔道とメダルラッシュで話題になっております。
そんな中、日本固有の領土である尖閣諸島周辺もにぎわっておりますよぉ~!
中国の海警局公船や漁船で・・・。
( ̄▽ ̄;).。oO
「平和な社会の確立を奨励すること」を目的に開催されるオリンピックの最中に、まったく何やってんだか!?
そんな不穏な状況を作り出している、中国による日本への挑発行為の経緯と、恐れるべき事態について書いていこうと思いますよ。
尖閣諸島にまつわる中国による挑発行為の経緯
沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に、中国海警局の公船や漁船がたびたび侵入している問題・・・。
日本から何度も抗議、警告をしているにもかかわらず無視・・・。
岸田文雄外相に呼び出された程永華駐日大使は、
「中国の領海だもん。言われる筋合いないもん」
と開き直っていると伝えられています。
ヾ(*`Д´*)ノ”彡
今年に入ってからの中国による目立った挑発行為を時系列で見ていくと、次のような感じになります。
6月9日 中国とロシアの軍艦が尖閣周辺の接続水域を航行
6月15日 鹿児島県付近の領海に中国軍艦が侵入
6月17日 航空自衛隊機と中国軍機が、一触即発の状況に
6月30日 自衛隊の河野克俊統合幕僚長が、今年4~6月に日本領空に接近した中国軍機に対する航空自衛隊戦闘機のスクランブル発進回数が約200回にのぼることを発表
8月6日 尖閣諸島周辺の接続水域に中国海警局の公船7隻と漁船230隻が侵入
8月7日 尖閣諸島周辺の接続水域に中国海警局の公船2隻を新たに確認
8月8日 中国海警局の公船2隻が領海に侵入、午後には過去最多の15隻が接続水域を航行
8月9日 岸田文雄外相が中国の程永華駐日大使を呼びつけて抗議するも、尖閣を中国の領土と主張して開き直り
8月10日 アメリカがグアムの空軍基地にB2戦略爆撃機を緊急配備して中国を牽制
8月10日時点で、これまでの中国船による挑発行為をまとめると、次のような状況になるそうです。
尖閣周辺での中国公船の領海侵入は5日以降、継続している。
海上保安庁によると、9日、接続水域を航行した公船は13隻で、うち4隻が領海に侵入した。
近くには、海上民兵が乗り込んでいるとみられる約300隻もの漁船が集結している。引用元:livedoorニュース
中国の人民解放軍が尖閣諸島に上陸しちゃったら!?
中国による一連の挑発行為を受けて、日本の同盟国であるアメリカは、グアムの空軍基地にB2戦略爆撃機というステルス戦闘機を緊急配備して睨みを効かせ始めたそうです。
(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ って、「頼もしい♪」って、安心しちゃいましたか?
いやいやいや、安心するにはちと早いみたいですよぉ~・・・。
軍事史、軍事戦略研究の専門家として知られるアメリカの学者エドワード・ルトワック氏によれば、現在の中国は「選択的攻撃戦略」に出ているんだとか。
つまり、抵抗しない相手には攻撃的に出るものの、相手が激しく抵抗すれば止めるという戦略のことだそうです。
ってことは、日本が現状のように大人しく外電を通じて抗議するばかりでは、中国側の挑発行為はエスカレートするばかり・・・。
で、このままでは中国の人民解放軍が尖閣に上陸してしまうのも時間の問題だという懸念が生じているんですって!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
じゃ、中国が尖閣に上陸しちゃったらどうすればいいのか!? って話ですよ。
ルトワック氏の考えから読み取っていくと、次のようなことを言っているみたい・・・。
・アメリカは日本の本州が侵略されそうになれば食い止めようとしてくれる
・尖閣諸島の問題は基本的に日本が独自に守るべき問題
・尖閣に中国が上陸した場合は、即刻、取り返さなければならない
・時間が経過してしまえば事態はうやむや、クリミア半島を失ったウクライナの二の舞
つまり、
「どうしよぉ~、国連に相談だ」
「そうだ、アメリカに相談しよう」
なんて、従来のようにのんびり対応しているようでは手遅れだよぉ~って言うんですね。
ヾ(・ω・`;))ノぁゎゎ
じゃ、どうすりゃいいのか?って言うと、
一刻も早く、法整備や政治的な指揮命令系統の確立をして、日本が自分で動ける状況を作って準備しておくことが必要だと言っているようです。
もっと言うと、尖閣に上陸されたなら、即座に自分で奪回できないと取られちゃうよぉ~って話。
もっとも、海外の学者さんが言うのは簡単かもしれないけど、今の日本にとっては話し合いだけで時間がかかりそうな問題ですね。
でも、多くの日本人が感じているように、確かに自分で何とかしなくちゃヤバいと思います。
「尖閣なんかくれてやればいい♪」
なんて、どっかの誰かさんが言っているようですが、そういう態度ではいいようになめられて、相手につけ込ませるばっかりです。
さぁ~どうする、安倍内閣!?
|ω・).。oO
【参考】livedoorニュース MAG2NEWS