『薬屋のひとりごと』の漫画が二種類あるのはなぜ?何が違うの??

2023年10月にアニメが放送され、大ヒットとなったアニメ「薬屋のひとりごと」。2025年に2期の放送が決定し、話題になっています。2期が始まる前に漫画版を読もうと思っている人もいると思いますが、実は漫画「薬屋のひとりごと」には二種類あることをご存じでしょうか。「漫画版『薬屋のひとりごと』は何故二種類あるの?」「それぞれの違いが知りたい」「アニメ版1期はどこまで放送したの?」といった方に向けてこの記事では

  • 「薬屋のひとりごと」の漫画版が二種類あるのはなぜ?
  • 「薬屋のひとりごと」漫画版の違いを紹介
  • アニメ「薬屋のひとりごと」1期はどこまで放送?

についてそれぞれ解説していきます。この記事を読むことで漫画「薬屋のひとりごと」が何故二種類あるのかわかります。是非、最後まで読んでみてください。

「薬屋のひとりごと」の漫画版が二種類あるのはなぜ?

漫画「薬屋のひとりごと」にはスクウェア・エニックスが刊行する「ビックガンガン」版と小学館が刊行する「サンデーGX」版の二種類が存在します。作画やストーリーは違いますが、原作はどちらも同じ「日向夏」さんが描いたものとなっています。なぜ二種類の漫画が生まれたのでしょうか。

理由について公式から発表無し

二種類の漫画版コミックが存在する理由について、公式からは何も発表されていません。また、小説版の原作者「日向夏」さんも、2つの出版社から漫画が出ている理由については分かっていない様子でした。

https://twitter.com/NaMelanza/status/1362050595549450240

許可を出したのは小説の出版社か

小説の原作者がわかっていないことから、小説版を漫画化するための許可を出したのは小説の出版社である「ヒーロー文庫」だと言われています。

異なる読者層の新規獲得を狙ったか

ヒーロー文庫の狙いとして、2つの出版社に許可を出したことで「異なる読者層の新規獲得を狙った」のではないかと言われています。ビックガンガンは青年向け雑誌のためラブコメ要素で、サンデーGX版はやや少年向けなのでミステリー要素で新規獲得を狙ったと考えられます。

「薬屋のひとりごと」漫画版の違いを紹介

ビックガンガン版とサンデーGX版でのそれぞれの違いを紹介します。

絵柄が違う

それぞれ作画を担当している人物が異なります。ビックガンガン版の作画担当は「ねこクラゲ」さん、色鮮やかで可愛らしいイラストが特徴的です。サンデーGX版の作画担当は「倉田三ノ路氏」さんで、ややクール目に描かれています。

ストーリーの見せ方が違う

ビックガンガン版とサンデーGX版でストーリーの見せ方が異なります。ビックガンガン版では、ややラブコメ要素が多めとなっています。サンデーGX版では、原作の補完や伏線回収などミステリー要素が強めとなっています。

アニメは原作主体

アニメ化した「薬屋のひとりごと」は、デザイン・ストーリー共に原作である小説版を基にしています。そのため、どちらの漫画を採用したというわけではないので、アニメのクレジットでは小説版のイラストを担当した「しのとうこ」さんと、キャラクターデザインを担当した「中谷友紀子」さんの名前が記されています。

アニメ「薬屋のひとりごと」1期はどこまで放送?

アニメ「薬屋のひとりごと」1期では、ヒーロー文庫から出版している小説版「薬屋のひとりごと」の2巻までの内容となっています。続きが気になる人は、小説3巻から読むと良いでしょう。漫画では、ビッグガンガン版の8巻序盤までの内容がアニメとして放送されています。漫画の場合は8巻から読むとよいでしょう。

まとめ

今回は、アニメ「薬屋のひとりごと」の漫画が二種類ある理由について解説しました。公式から発表があったわけではないので断言できませんが、小説の出版会社「ヒーロー文庫」が異なる読者層の新規獲得を狙い、スクエニと小学館の二つの出版社に許可を出したと思われます。原作は同じなので概ねの内容は同じですが、イラストやストーリーの見せ方が違うので、自分に合う出版社の漫画を読みましょう。

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