女性騎手6人が騎乗停止処分!なぜ携帯使用禁止なの?調べてみた

2023年5月3日にJRA(日本中央競馬会)は不適切な通信機器(スマートフォン)の使用が発覚したとして、今村聖奈(19)、角田大河(19)、永島まなみ(20)、古川奈穂(22)、河原田菜々(18)、小林美駒(18)の騎手6人に対して騎乗停止処分を科したというニュースが報じられました。

当該騎手は5月13日から6月11日まで30日間(開催日10日間)の停止処分の厳罰をうけることとなり、6月13日のレースから徐々に復帰をしています。

公営ギャンブルの世界では開催期間中、携帯電話などの通信機器使用が禁止されていることは常識とされていますが、いったいなぜなのでしょうか。

また、なぜ常識と言われてることを現役騎手が破ってしまったのかも含めて調査した結果をまとめていきます。

事件のあらまし

事件が発覚したのは4月23日、福島競馬の開催中のことです。

永島まなみ、河原田菜々、小林美駒、古川奈穂の4名が女子ジョッキールームにスマホを持ち込み、ネット動画を閲覧していました。

同じ日に今村聖奈は京都競馬場のジョッキールームにスマホを持ち込み、ネット動画を閲覧。さらに22日夜には京都市内のホテルに宿泊していた同期の角田大河と通話していたことが着信履歴から判明しました。

これら一連の行動を受け、JRAは騎手として公正確保について業務上の注意義務を怠ったとして、騎乗停止を科しました。

携帯電話の持ち込みがなぜ禁止なのか?

スマホなどの通信機器の持ち込みに関して、JRAでは「公正確保」のため、競馬開催中の騎手の外部との接触を禁止しています。ジョッキーが宿泊するホテルには、携帯電話やスマホは持ち込めず、当然、使用、外部との通信は禁止、さらにジョッキールームへのスマホの持ち込みさえ認めていません。

なぜ持ち込めないのか、例を元にまとめますと、騎手が知人に「今日乗馬する馬の調子が悪い」と知らせたとしたら、その知人はわざわざその馬の馬券を買うことはしませんよね。そうしたことが積み重なれば、大規模な八百長事件の温床になる可能性があるのです。そういったことを防ぐためにもスマホなどの通信機器は持ち込みが禁止されています。

他の公営ギャンブルではどうなっている?

競馬以外の公営ギャンブルでも、開催期間中に施設に隔離するのは当然のこと、スマホの使用に関しても厳しく管理されています。例えば、ボートレースでは、レース前日の前検日に所持しているスマホを主催者側に提出します。開催中は保管され、返却されるのはレース最終日にレース場を出るときなど、徹底管理されています。ある選手が2台あるうちの1台を提出し忘れ、その後に渡したのに1年間レースに出られなかったこともあるという話があるほどです。

一部では例外も

ホテルへのスマホなどの電子機器の持ち込みについては職員に届け出を行い、ダウンロードされた過去のレース映像などであれば閲覧は認められています。

そういったことがあるため、少しずつルールは曖昧になっていき、今回のような騒動が起きてしまったと言えます。

公営ギャンブル以外のエンタメは?

公営ギャンブルの他のエンタメとして、最近人気急上昇中なのがオンラインカジノです。もちろんオンカジにも、それぞれのカジノ運営会社が規定するルールがありますので、プレイヤーだけではなく、カジノディーラーなどの運営側もそのルールを遵守する必要があります。

プレイヤーとしては、ギャンブルを行うならやっぱり公平性を重視したいですよね。厳しい基準が定められている、各国政府発行のライセンスを取得しているカジノ運営会社でプレイすることが重要です。

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騒動の余波は?

今回の騒動で処分を受けたのは、デビュー1年目から3年目の今後が期待されている女性騎手で、JRAに所属する女性騎手は6人で処分されなかったのは藤田菜七子だけでした。

こうしたこともありネットでは「女性騎手のパイオニア的存在で、他の騎手とは覚悟が違う」などのコメントが寄せられ、藤田に対する評価が上昇しています。

最後に

今回は若手騎手6名が騎乗停止処分を受けたことについてまとめてきました。

今回の騒動に関しては若手騎手の公正確保についての認識の甘さがあったようで、スマホ使用ルールについても誤った解釈をしていたようです。10代のいわゆるZ世代の騎手たちにとってスマホは欠かせない道具ですが、そこはプロとしてルールの徹底をしてもらいたいところです。

今後確実に日本競馬界を牽引していく騎手たちなので、今回のことを教訓にさらなる飛躍に期待しましょう!