『ドラゴンクエスト』シリーズというビッグタイトルを開発販売するスクウェア・エニックス・・・。
このたび発売された『ドラゴンクエスト 花札』が話題になっています。
その話題の理由というのが妙な話でありまして・・・。
これが発売されるより前に、すでにドラクエを模した『ドラクエ花札』なるものを創作販売していた人物が名乗りを上げたんです。
どういうことなんでしょか?
『ドラクエ花札』の作者は“すみれ”・・・何やら訴えているが?
今年2017年8月に発売されるスクウェア・エニックスの『ドラゴンクエスト 花札』。
お馴染みの敵キャラクターを日本のカードゲーム「花札」に合体させたデザインで、なかなか面白いアイデアであります♪
過去にもマリオやワンピースとのコラボ花札はあったんですけどね・・・。
で、スクウェア・エニックスが発売する『ドラゴンクエスト 花札』がこちら↓
ところがですね、これに妙な言いがかり(?)をつける人物が存在するんです。
それがハンドルネーム“すみれ”と名乗る御方で、スクウェア・エニックスより早く『ドラクエ花札』と題した商品をデザイン&販売していたそうなんです。
ドラクエ花札12ヶ月分、完成です。
突然思い立ち、1日に2作も作った日もあったほど(^_^;)手が痛くなる日もありましたが、でも、楽しい日々でした。自己満足w
以下、それぞれの花札の解説を載せますので、よろしければご覧ください。
pic.twitter.com/EO0jpHPx0g
― すみれ (@smile_dq) 2016年11月2日
で、この方が言うには、自分の方が先だし、デザインも真似されているし、スクウェア・エニックス側からは事前の連絡ももらえなかった・・・みたいに残念がっているんです。
公式とは同じものではありません、別物です。
スクウェア・エニックスのものは「ドラゴンクエスト 花札 」、そしてこちらは「ドラクエ花札」どちらも似ておりますが、全くの別物で別人の作者。完成は去年の11月で、こちらのほうが前に完成しております。改めまして、こちらの花札、わたくし一切タッチしておりません。お声かけもされておりません。先ほど見つけてびっくりしてます。なげきムーンのとかフォロワーさんのリクエストで作ったのにそっくりマネされててそれが1番残念です。
pic.twitter.com/5075KRf7fa
― すみれ (@smile_dq) 2017年6月23日
なるほどですねぇ~・・・。
では、画像で比べてみることにしましょう♪
一番上が昔からあるオリジナルの花札、
中段が“すみれ”さんによる創作花札、
一番下がスクエニが発売する花札、
という順です。
似てるっちゃあ似てるけど、そもそもオリジナル花札ありきのデザインですから・・・ね?
ドラクエ花札の著作権は?“すみれ”の主張はどうなるのか?
結論から言ってしまうと、今回は“すみれ”さんの主張は通らないと思います。
ってか、むしろ逆に訴えられる可能性すらありますね。
だって、「ドラゴンクエスト」自体はスクウェア・エニックスの著作物であって、登場するキャラクターだって商標登録されているはずですもん。
さらに、「花札」は任天堂が幅広い国内シェアを誇っていて、スクウェア・エニックスとは協力関係にあります(過去にはすったもんだあったようですが・・・)。
この二社がタッグを組んで発売するからには、当然ながら商標登録も済んでいるでしょう。
“すみれ”さんのは単なる二次創作物・・・。
しかも無断借用した上に販売までしちゃって・・・。
真似されて残念・・・みたいなこと言っていますが、花札もドラクエキャラクターも、パクったのはあなたです!ってネット上の多くの方が指摘しております。
スクウェア・エニックスにしてみれば、そんな“すみれ”さんに事前の連絡など入れる筋合いはないわけです。
仮に「花札にする」というアイデアをパクったんだとしても・・・。
こりゃ、“すみれ”さん側の筋違いの主張ってことで終わりそうですね。
ちなみに、“すみれ”さんのツイッターアカウントは凍結しているようです。