稀勢の里の横綱昇進なるか?横綱審議委員会に諮問へ
こんにちは! 大相撲ファンの管理人Jiroであります。
2017年初場所、大関の稀勢の里がついに悲願の初優勝を果たしましたね。
千秋楽には横綱の白鵬との取組で手に汗をにぎりました。
真っ向勝負の力比べを挑んだ白鵬は、珍しく土俵際でがぶり寄り・・・。
我慢強く粘って残した稀勢の里は、見事な掬い投げで白鵬を倒しました。
客席にはご両親の姿もあり、取組前の不安げな表情から一転、泣き笑いで息子さんの晴れ姿に喜びを表現しているようでした。
悲願の初優勝、そして念願の横綱昇進・・・。
流れはできたと見られていますが、世間の方々はどのようにご覧になったのでしょうか?
稀勢の里の初優勝に相撲ファンの多くが感動!
これまでにも安定した二桁勝利を重ね、日本出身の力士として久しぶりの横綱誕生を期待されてきた稀勢の里関・・・。
メンタルの弱さを指摘されながらも、その重圧をはねのけての初優勝。
14勝1敗。
ライバルの琴奨菊関や豪栄道関に後れをとったものの、最後の大一番で白鵬を退けたことで、一気に横綱昇進への流れが加速しました。
そして今日1月23日夕方、日本相撲協会は横綱審議委員会に諮問することとなり、19年ぶりの日本出身横綱の誕生が確定的だとされています。
初めての表彰式では、賜杯や優勝旗を受け取る際のぎこちなさが微笑ましかったですね。
そして意地悪(?)なアナウンサーから、客席にいるご両親のことを聞かれ、まんまと涙を流した姿には感動しちゃいました。
大盃を口に運び、大きな鯛を手にした稀勢の里関・・・。
こんなに晴れやかな稀勢の里関の表情を見たのは、ここ数年で初めてかも・・・♪
大相撲初場所千秋楽の22日、すでに幕内初優勝を決めた稀勢の里は、結びの一番で白鵬を逆転のすくい投げで破り、場所後の横綱昇進は確実と見られています。(内)フルバージョンは→https://t.co/0Kl8dUr8xX pic.twitter.com/EVzIbuQYMs
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) 2017年1月22日
稀勢の里関の横綱昇進については、協会内では優勝が決まった直後にGOサインが出されていたと言います。
しかし多くの関係者やファンは、千秋楽の白鵬戦に負けるようなことがあったら、大相撲界も稀勢の里関本人も、さらなる重圧に苦しむことになると心配していたようです。
でも結果は最良の形で有終の美を飾り、横綱昇進への流れは一気に頂点へ・・・。
これについて世間はどのような感想、意見を持っているのでしょうか?
稀勢の里の横綱昇進はアリ?ナシ?世間の意見や評価をチェック
一回の優勝で 横綱になるなら早すぎる
稀勢の里は 心を強くなってからでしょうね。
日本相撲協会 稀勢の里の昇進 きょう横綱審議委員会に諮問 | NHKニュース https://t.co/LsiiQXD6Y6— あお豚足 (@aoboose) 2017年1月22日
今場所綱取りって言ってたっけ?おかしいな
綱取りのプレッシャーの中結果を出さないと意味ないんだよ
甘やかして昇進させても横綱という立場上成績不振が続くと引退せざるを得ないから稀勢の里本人の為にもならないし早期引退となると悲しむのは相撲協会、ファン、そして稀勢の里本人#sumo https://t.co/VDKxhqb1zD— やまやま(グロ) (@yamayamateq) 2017年1月22日
甘い横綱昇進、稀勢の里の負担に? かき消された慎重論:朝日新聞デジタル https://t.co/RalRewiV51 横審が横綱昇進を決めるのであれば、それでいい。ただ、横綱になれば今までとは違う。十数年に一度優勝できればいいというわけにはいかない。本当に大丈夫か?
— デミアン (@boku_demian) 2017年1月22日
え~、まずは厳しいご意見&不安視されたご意見を三連発でありました。
今回の横綱昇進について懐疑的な方々のほとんどが、
「早すぎる」
「甘い」
「横綱が務まるか?」
という内容だったみたいです。
事実、この初場所には稀勢の里の横綱昇進について、事前に話題になっていなかったはずです。
しかも横綱や大関らの休場が相次ぎ、これで優勝できなければいつ優勝するの?って感じた方も多かったようです。
ただし、稀勢の里の横綱昇進を喜び期待する声がマジョリティーでありまして、私もその中の1人であります♪
ただ、「日本出身の横綱だから」という理由ではなく、稀勢の里関の努力や重圧、そして期待に応えたいという純粋な気持ちを応援していたからです。
部屋の後輩である高安関の援護射撃もあったけど、初場所はほぼ文句なしの14勝1敗だったんじゃないでしょうか・・・?
でも、世間が気にしているのは、稀勢の里関の成績が横綱昇進の条件に見合っているのかどうか、ということみたいですね。
この「横綱昇進の条件」については、
と定義されているそうです。
となれば、稀勢の里関のケースでは、後半部分の「それに準ずる成績」に値するのか否かが問われるわけです。
かつては、優勝決定戦で競って敗れた場合とか、わりと具体的なシーンがあげられていたみたい・・・。
でも稀勢の里関の場合はまだ初優勝の段階・・・。
ただねぇ~・・・、個人的には過去に白鵬を何度も破り、連勝記録もストップさせたのは稀勢の里関です。
琴奨菊関や豪栄道関らと比べても圧倒的に星が安定しています。
これまで優勝できなかったのが不思議なくらいでした。
いいでしょう、そろそろ・・・♪
横審では委員の3分の2以上の賛成があれば横綱に推挙が決まります。
そして1月25日の春場所番付編成会議後に開かれる理事会で「第72代横綱」の誕生が正式に決まるはずです。
これが決まったら、私は素直に喜びたいと思います!
ただ・・・
稀勢の里関には、シコの踏み方を今一度練習してほしいな・・・。
だって格好悪いんだもん。
そして、これからも新しい意味での重圧がかかるだろうけど、突き抜けた自然体でのびのびと相撲を取る新しい稀勢の里を見せてほしいと願います♪
土俵下での不気味な笑みや、土俵に上がってからの無理に自分を落ち着かせようとしているような不自然な表情はナシで!
素直に気合の入った表情を見せてほしいものです。
いいじゃん、目をパチパチする癖がもどっちゃったって。
【参考】Yahoo!ニュース livedoorニュース Twitter