2016年最大のスーパームーンが11月14日に観測できるそうですね♪
なんと1948年以来の巨大なスーパームーンだと言うことで、実に約70年ぶりにもなる貴重な現象なわけであります。
これを見逃がしちゃうと、次に同等の月を拝めるのは2034年の11月25日・・・。
げげっ! 18年も先の話ではありませんか!
この先何年生きられるかもわからない不健康な私としては、ますます見逃せない一大イベントなのでありますよ!
そんなわけで、この貴重な機会をどうすれば有意義に楽しめるのか調べてみることにしました♪
11月14日のスーパームーンは「ビーバームーン」?
いつのことだったか、テレビ番組の中で、
「日によって月が大きく見えるのはなぜ?」
という視聴者の疑問に、どこかの学者だか専門家だかが、
「月が見える大きさは変わらない。周囲に建物など比較する対象があると、目の錯覚で大きく見えることがある」
みたいな回答をしていた記憶があります。
でも実際に大きく見える現象は存在したんですよね♪
なんだったんだろう、あれ・・・?
ってことで、スーパームーンとはなんぞや?って話を簡単にしてみます。
月は、地球の周りを「楕円」軌道を描いて回っています。
なので、最短距離で約35万7000km、最長距離で約40万6000kmと、常に地球との距離は変化しているんですね。
で、この距離が近くなるタイミングで満月を迎えると、10数パーセントも大きく見える場合があるんです。
それがいわゆるスーパームーンってわけですね。
そして11月14日には、実に約70年ぶりとされるビッグなタイミング♪
今回を逃すと、次に同じ規模のスーパームーンを拝めるのは2034年11月25日まで待たなければならないと言われています。
海外では、この11月のスーパームーンのことを「ビーバームーン」と呼ぶんだそうな・・・。
どうやらこれは、11月はビーバーを捕獲するためのワナを仕掛ける時季だから名付けられたと言われます。
ちなみに、各月ごとの満月の呼び名は次のようになっているんだとか・・・。
1月・・・ウルフムーン(狼月)
狼は真冬に食料不足で飢えて吠える2月・・・スノウムーン(雪月)
2月は厳しい寒さで雪が多い3月・・・ウォームムーン(芋虫)
雪解けで芋虫が出る冬の終わり4月・・・ピンクムーン(桃色月)
春、野花の開花を意味する5月・・・フラワームーン(花月)
5月はたくさんの花が咲くから6月・・・ストロベリームーン(苺月)
6月は苺の収穫+夏の始まり7月・・・ブックムーン(男鹿月)
オス鹿のツノが生え変わる季節8月・・・スタージェンムーン(チョウザメ月)
チョウザメが豊漁だという意味9月・・・ハーヴェストムーン(収穫月)
収穫の秋+月の出が早く夜も収穫しやすい10月・・・ハンターズムーン(狩猟月)
夏に太った動物を狩猟しやすい11月・・・ビーバームーン(ビーバー月)
ビーバー用のワナを仕掛ける季節12月・・・コールドムーン(寒月)
冬の訪れを意味してる※・・・ブルームーン(青月)
ひと月の内に満月が2回起こる場合の月参考:clippy.red
昔の人は生活に月の周期を取り入れていたんですね。
また、スーパームーンという呼び名は天文学で用いられることはなく、その由来は占星術だとも言われています。
生活のリズムに取り入れたり、神秘的な象徴として扱ったり、いろいろと月に対する思いは多岐にわたるようで面白いですな。
11月14日のスーパームーン!おすすめの時間&方角や気になる天気は?
では、このまたとない機会のスーパームーンについて、おすすめの時間や方角についてご紹介します。
あれこれ調べた結果、次のような結論に達しました♪
もっともキレイな月を見るには?
時間・・・17時過ぎくらい
方角・・・東
もっとも大きな満月を見るには?
時間・・・22時52分
方角・・・南
ちなみに、この日に月が地球に最接近するのは20時21分とされ、方角は南東に見えるんだそうです。
で、その2時間半後に完全な満月になる・・・ということですね。
ってことは、スーパームーンを満喫したければ、地球に最接近する前の22時30分くらいから待機して、23時くらいまで粘る・・・ってのが理想かな?
さて、気になるのは当日の天気であります・・・。
この記事を書いているのが11月8日・・・。
スーパームーン本番はちょうど1週間後であります。
今日のところでは11月14日に雨マークは見当たりません(東海、関東地方の話ですが・・・)。
でも、天気予報の精度が上がっているとは言え、今の季節は秋・・・(暦の上では冬ですけどね)。
昔から「男心(最近は女心?)と秋の空」と表現されるくらい、この時季の空模様は変わりやすいってのが定説です。
こりゃもう、祈るしかありませんな!
ヽ( ̄▽ ̄;)ノ
【参考】Yahoo!ニュース Twitter