
ヤフーオークション詐欺で26歳の男が御用となりました。
男の名前は関本孝士容疑者。
落札された商品とは違う商品を送りつけ、代金を騙し取った疑いが持たれています。
被害総額は3万3500円とのことですが、取引された商品が実にマニアック。
ザリガニを落札した人に対して、カブトムシとクワガタを送ったんだそうですが、ザリガニが欲しかった落札者は怒っちゃったんでしょうね。
いったいどういう状況だったのか、そして関本孝士容疑者はどんな人物なのか追いかけてみたいと思います。
事件の概要をあらためてチェック
関本孝士容疑者が御用となったのは2018年1月29日のことでありました。
昨2017年6月、インターネットオークション大手のヤフーオークションに、外国に分布する希少なザリガニを出品した関本容疑者。
にもかかわらず、落札者にはカブトムシとクワガタを送りつけ、落札金額の3万3500円を振り込ませたようです。
ヤフオクって、だいたい「落札金額の入金を確認してから商品を送付」ってパターンですからね。
その希少なザリガニというのが、北米を中心に分布するという「オルコネクティス・ルーテウス」という種なんだそう。
Orconectes luteus
オルコネクティス・ルーテウス[学名] Orconectes luteus
[生息地] アメリカ非常に広範囲に生息し強靭な環境適応能力を持つ種。ゴールドやグリーンの体色が存在する。
これを6匹出品しており、被害者(兵庫県伊丹市在住、42歳の建築業の男性)はその内の4匹を落札したんだそうです。
ところが送られてきたのは、計4匹のカブトムシとクワガタ・・・。
カブトムシの方は、外来種の「コーカサスオオカブト」らしいんですが、落札したはずの「オルコネクティス・ルーテウス」とは価値が大きく異なります。
「オルコネクティス・ルーテウス」の販売額の相場は1匹4万円~5万円であるのに対し、「コーカサスオオカブト」は1匹数千円なんだそうです。
調べてみたら、確かにちょっと高めの数千円でした・・・。
個人的には「コーカサスオオカブト」って子供の頃に憧れたカブトムシだし、もっと高値で取引されているものだと思っていたんですが・・・。
それにしても、「オルコネクティス・ルーテウス」なるザリガニはそんなに魅力的な容姿をしているのか・・・?
ってことで調べてみたら、ネット上に見受けられる画像は唯一「SCIENCE FACTORY ltd.」というサイトだけでありました。
なるほど、こうして見ていると、ザリガニもけっこうキレイな生き物なんですね♪
ときに、相場が1匹4万円~5万円もするザリガニを、4匹で3万3500円で取引できるという時点で怪しいと思わなかったのか?
なんてご意見もあることでしょうが、そこはほら、オークションですからね。
ちなみに、関本容疑者は「間違って送ってしまった」なんて言い訳しているようですが、家宅捜索の結果、自宅にはカブトムシとクワガタはウジャウジャ飼われていたものの、ザリガニの姿はなかったそうですよ。
関本孝士容疑者はどんな人物?顔画像は?
さて、「オルコネクティス・ルーテウス」の容姿もさることながら、関本孝士容疑者の容姿も気になるところですよね。
現在公表されているプロフィールは次のようなことだけです。
名前: 関本 孝士(せきもと たかし?、こうじ?)
年齢: 26歳
所在: 福岡県宗像市三倉
職業: 無職
FacebookやTwitterアカウントを探してみましたが、それらしいものは発見できておりません。
なので、顔画像についてはニュース映像が流れるのを待つしかなさそうです。
それにしても26歳で無職・・・。
聞くところによるとカブトムシとクワガタが300匹ほど飼われていたと言います。
これをネット販売することで生計を立てていたんでしょうかね?
それとも実家で食べさせてもらいながら、カブトムシとクワガタを育てていたのかな?
で、稼ぎが良くないからって、ウソの出品をしたと・・・。
それにしても、「オルコネクティス・ルーテウス」という発想がマニアック。
そうした生き物の知識は豊富だったってことでしょうか・・・。
興味のない者からするといろいろと謎が残ります。
また新しい情報が入り次第、追記していきたいと思います。
【追記】・・・2018/1/30
読者の方から寄せられた情報によると、関本容疑者は常習犯だった可能性が高いですね。
これまでにも、高額なカブトムシとクワガタで多くの詐欺行為をはたらいていたようです。
すでにその常習ぶりが晒され、周囲の警戒心も強くなったことから、今回のようなザリガニに鞍替えしたのではないか・・・ということでした。
被害件数は膨大で、その規模は全国に及んでいると言います。
お縄になるのは時間の問題だったんでしょうが、被害者への補償がなされないまま、このまま泣き寝入り・・・なんてことにならないよう、しっかり処罰して欲しいところであります。
関本は高額なクワガタ・カブトムシでも多数の詐欺をしていました。
追求され晒され、周りの警戒心も強まったことから売れなくなり、ザリガニなどに移行したと思われます。
被害件数は無数で地域も全国に及びます。
天罰が下ることを楽しみにしています。
匿名さん、貴重な情報ありがとうございます!
常習犯だったんですね・・・。
これから余罪も明らかにされるでしょうから、厳しい処罰が望まれますね。