溝口紀子の政策や経歴は？川勝平太と一騎打ちの静岡県知事選挙の行方は？

2017年6月8日告示、同月25日に投開票となる静岡県知事選挙・・・。

宮沢正美氏の立候補意向の取り下げを受けて、現知事の川勝平太氏と溝口紀子氏との事実上の一騎打ちとなりますね。

3選を目指す川勝氏と、一部の自民党支部から推薦される溝口氏・・・。

その発言などから批判されることの多い川勝氏ですが、静岡市長の田辺信宏氏との不仲も全国的に知れ渡っております。

前回は圧倒的な得票数を誇った川勝氏ではありますが、不支持の県民は少なくない印象です。

それに対し、今回の知事選で溝口氏がどれだけ対抗できるのか・・・。

取り急ぎ、その経歴や掲げている政策について知りたいと思います。

【追記・・・2017.06.26】

川勝平太氏が3期目の当選を果たしました。

期待してイイんですよね・・・？

溝口紀子候補のプロフィールと経歴をチェック

溝口紀子氏のプロフィールをまとめると次のようになります。

ご家庭についてですが、以前、母校の浜松西高等学校の同窓会ホームページで自身の出産体験を紹介しています。

しかし、旦那さんに関しては一切触れておらず、現状については判然としません。

溝口氏と言えば、1992年のバルセロナ五輪において、柔道52kg級で銀メダルを獲得したアスリート。

その磨き抜かれた寝技から、「マムシの溝口」との異名を持ちます。

柔道では、ほかにも、

1989年　世界選手権7位入賞

1990～1992年　福岡国際柔道3連覇

1995年　幕張世界選手権日本代表

1996年　アトランタ五輪56㎏級代表

といった成績を残しています。

その後、現役の柔道家を引退してからは、

静岡県立大学短期大学部社会福祉学科 助手

静岡文化芸術大学 教授

を歴任しつつ、磐田市スポーツアドバイザー、全日本柔道連盟評議員、フランスのスポーツ省・柔道連盟のナショナルコーチなど、国内外で指導者としての経験を積んでいます。

また、教育分野においては、中学校・高等学校の教諭一種免許、教諭専修免許、および、日本体育協会柔道コーチといった資格を取得。

そして大学では、スポーツ活動ならびに、「スポーツ科学」、「国際文化演習」等の授業を担当してきました。

今回の知事選出馬に向け、5月1日付で大学を辞職し、出演していたテレビ番組も降板を申し入れています。

出馬の意向を報じるテレビ番組を観ていた私の母親は、

「やめときゃいいのに・・・何ができるって言うの・・・？」

なんて言いながら、顔をしかめておりました。

でもこれらの経歴を見ると、なんのなんの♪

かなりアグレッシブな活躍ぶりです。

人前に出て話すことにも慣れていそうだし、自分を成長させようという意気込みが感じられます。

問題になるのは、今のところ未知数の「政治家としての気質」・・・でしょうかね。

溝口紀子候補が掲げる政策とは？選挙戦の行方は？

溝口氏の知事選に向けた肩書は次のようになっているようです。

立候補を決めた理由については、

「地元に恩返ししたいという気持ちから・・・」

と話しているという溝口氏。

掲げる政策は、

「原発、防災、教育」

とされているものの、詳しい考えについては今ひとつピンときません・・・。

また、柔道家らしく次のようにも語っています。

「2020年の東京五輪が近づきつつある中、スポーツの力を発揮できるのは自分だ」

ん～・・・・、

スポーツ、教育だけでは県政を牽引できるはずもなく、政治についてどれくらいの見識がおありなのか少々不安を感じます。

もし当選された暁には、特定の意思を持った集団に操られたりしないかと心配です。

少なくとも、自身の政治理念、矛盾もゆるぎもない政治信念のようなものを、どの程度お持ちなのか聞かせてほしいと思います。

現在、川勝氏には民進党県連の一部の支部が支援をしていると聞きます。

そして、溝口氏を支援、推薦しているのが、自民党県連の一部の支部です。

それらは、5月29日現在で次の15支部だと伝えられています。

ちょっと見にくいんですけど、おそらく以下の支部だろうと思われます。

静岡、清水、由比、蒲原、沼津、伊東、焼津、袋井、磐田、豊田、竜洋、福田、浅羽、浜北、浜松

さてさて・・・

アンチの多い川勝氏と、何ごとも未知数の溝口氏。

困っちゃったなぁ～・・・どっちに投票しようかなぁ～？

たしかに、川勝氏の過去の発言（失言？）や、ときおり暴走する考え方には、

「おぉ～、また無茶言って吠えとるよ・・・」

くらいに思うこともあります。

でも、だからって無条件に溝口氏へ一票・・・とはなりませんやね。

これから徐々に、双方の細かい方針が打ち出されることと思いますので、じっくり冷静な見極めをしたいものですね♪